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2023年06月03日13:31

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特ニ節・ボスマーチ|アリアンロッド2E

【TRPG感想】
先日は自分がGMのアリアンロッド2E(注1)でした。
ネームドモンスター倒しまくるキャンペーンも第05回。
前回人気だった「ボス複数体出しちゃうセッション」を今回もやってみました。
TRPGやる上で「コスパ」「タイパ」ってあまり気にしたくないんですが、効率いいですね(笑)。
次回は4体同時出現とかやろうかなぁ。

◆キャラクター紹介
■名前(PL名):コタロー(ムク)
性別/年齢/種族:男/3/ベスティア:カニス
クラス:エレメンタリスト/シーフ/メンター・センセイ
ゲーム的特徴:
WEBキャラシーはこちら。
http://phirosu.php.xdomain.jp/arian/chara.php?id=1123

成長で《精霊乱舞》を取得。
実はコタローは今まで《精霊乱舞》を持ってなかったんです。
エレメンタリストなら最速取得を目指すのが定番ですが、《ブロウアップ》を主力にしていたコタローは後回しにしていました。
まあ、レギュレーションが基本的にボス1体しか出てこないというルールもあったと思いますが。
いよいよフェイトがある限り何発でもシーン攻撃がうてるようになりました。

実際の戦闘でも活躍していたので、さすが《精霊乱舞》さすがコタローだと思います。

ロール的特徴:
今回もフォルティスとのコンビは健在。
楽しいロールプレイありがとうございました。

その他:
三つのキャンペーンを渡り歩くコタローの使い手ムクさんです。
今回もありがとうございました。
次もよろしくお願いします。

■名前(PL名):フォルティス・イサナペンナ(kou)
性別/年齢/種族:男/19/サハギン
クラス:エレメンタリスト/ニンジャ/プロフェッサー
ゲーム的特徴:
WEBキャラシーはこちら。
http://phirosu.php.xdomain.jp/arian/chara.php?id=1125

やっとオリジナルパワーをもらい、それに合わせて大幅リビルド。
遊泳関連スキルは捨てて攻撃力強化にふった感じです。
今まではコタローの5連続自爆に一歩及ばない印象でしたが、オリジナルパワー含めた3連続リゼントメントは威力抜群でした。
あのメインプロセスだけで900万Gをぶっ壊してるのは、むしろ爽快ですらあります(笑)。

ロール的特徴:
今回も、何回もロールプレイの起点になってくれてありがとうございました。
ロールプレイとストーリーを半ば捨てている本キャンペーンでは、フォルティスの存在にめちゃくちゃ助けられています。
これからもよろしくお願いします。

その他:
超上級は久々のkouさんです。
5回目ともなると勘を取り戻してきたのか、リビルドもして戦闘スピードもアップ。
かなり自由に遊んでる印象でしたがいかがでしたでしょうか?
これからは一人目のメインプロセスが来ないとか、キャンセルスキルの応酬とか、超高速な戦いが当たり前になってくるので、よろしくお願いします。

■名前(PL名):アルマ・リコリス(青海)
性別/年齢/種族:女/49/ドゥアン(牙爪族)
クラス:ビショップ/サロゲート/プロフェッサー・メンター
ゲーム的特徴:
WEBキャラシーはこちら。
http://phirosu.php.xdomain.jp/arian/chara.php?id=1114

順当に回復強化。
動き方はそんなに変わらず。
毎回セットアップの呪文が、素晴らしい。
フィロスはああいう圧縮詠唱大好きです。

ロール的特徴:
オープニングでフェルシアからの無茶振りにちゃんと答えてくれてありがとうございました。
油断するとロールプレイなくなってしまうので、思いつきでついつい挟んじゃいますが、答えてくださって助かりました。

その他:
かつて超上級キャンペーンでレベル40までいった仲間の青海さんです。
今回レベル30ですが、エクストラドロップを解禁してるおかげかすでに当時のアルマさんよりも強い感じがしますね。
レベル40になったときにどうなっているのか、楽しみにしています。

■名前(PL名):ルージ・スッフルチ(TS)
性別/年齢/種族:男/18/ヒューリン
クラス:メイガス/カンナギ/センセイ
ゲーム的特徴:
WEBキャラシーはこちら。
http://phirosu.php.xdomain.jp/arian/chara.php?id=1113
脅威のフェイト36点に成長。
まあそれでもかつてのキャンペーン最後の70点の半分なんですが(笑)。

行動値の関係で手番はほとんど回ってきませんが、それでも戦術指揮やダメージアップで貢献してるので存在感があるのはさすがです。

ロール的特徴:
ロールプレイが控えめなのは恐らくGMのキャンペーン方針を汲んでくれているからですよねー。
そろそろフィロスもロールプレイしたい気持ちになってきたので、どうしようか悩みますね。
ロールプレイするとゲーム時間延びちゃんだよなー。

その他:
青海さんと一緒にかつて超上級でレベル40超まで遊んだTSさんです。
データへの造詣は2人ともすごいですが、シナリオ全体を俯瞰する力はTSさんが少しだけ上かもしれません。
いつもGMを助けてくれてありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。

◆あらすじ
■前回までのあらすじ
幽界に迫る異世界からの脅威「黄昏回廊」。
赤く染まった回廊の中に現れるネームドモンスターの姿をした「影」。
凄まじい強さの侵攻に対抗するため、フェルシアは英雄たちを集めて総力戦を決意した。

前回集まったのは、
忍犬の里の期待のホープで、かつて七つの伝承武具を巡る冒険をしたコタロー、
魚人忍法を操り、エルダの生き残りの策略を打ち砕いたフォルティス、
ヴァンスター帝国の密偵にして、不死身の英雄が起こした火の災厄を止めたルージ、
神殿に拾われた孤児で長年神官として働き、ルージと一緒に火の災厄を止めたアルマ、
の4人です。

今まで登場するネームドモンスターの影は1体ずつでしたが、幹部らしきモンモンが何かをわかった顔で複数の影を召喚。
驚く一行ですが、これを蹴散らして倒したモンスターは12体。

合計で倒したネームドモンスターは35体。
残りは56体です。
それでもまだ半分以上いるんだなぁ(笑)。

■オープニング
前回本拠地であるアヴァロンに攻め込まれてしまった神喚者サイド。
フェルシアは英雄たちを集めて会議をします。
とはいえ根拠や証拠があるわけでもなく会議は紛糾します。
そんな中急にフェルシアから水を向けられるアルマ。

フェルシア「実際、モンモンと対峙していたアルマはどう思う?」
アルマ「そうね、モンモンは何かを掴んでいるみたいだけどそれがなにかはわからない」
アルマ「先手は取れなくなったけど、やることは変わらないわ」
フォルティス「何か対策はないのか?! このままでは陸に上がった魚だ!」

GMが用意していたNPC用セリフにそっくりなことをフォルティスが言ってくれました(注2)。
こういう先読み、横取りはめちゃめちゃ嬉しいですね。
フェルシアは準備していた話をし始めます。

・今までやっていた受動的な神託だけじゃなく、能動的に占いを実行している。
・その結果、次に黄昏回廊が現れるのは「ティル・ナ・ノグ」と出た。
・ティル・ナ・ノグは、来寇者サイドに奪われた浮遊島(注3)であり、人間界に侵攻のため現れる。
・次に現れる場所は、、、

GM「じゃあ、PLの皆さん2D6ふってください。一番数字が大きい人のゆかりの場所に侵攻されます」
一同「えぇ?!」
コタローの中の人「(ころころ)12」
GM「お、最大値。てことは、忍犬の里が襲われますね」
コタローの中の人「なんだってー? 柴隠れの里が!(一同爆笑)」

フェルシア「(空中に魔法で地図を出す)ティル・ナ・ノグの出現ポイントがここだ。占いと戦略チームの予測も一致している」
フォルティス「コタロー、あそこは、、、」
コタロー「あぁ、おいらの、柴隠れの里だ」
フェルシア「我々神喚者が地上で全力を出すと環境を破壊しかねない。そのため、戦いは回廊の中でのみ行うこととする。基本的に本作戦は地上の人間には秘匿情報とするように!」
フェルシア「(コタローに向かって)とはいえ、現地の人間の協力が必要なこともあるだろう。全く見つかってはいけないというわけではない。必要ならコンタクトをとっても構わないぞ」

ということで、今回の部隊はコタローの故郷、柴隠れの里に決定。

GM「というわけで、NPCと語らったりしてもいいシーンですが、誰か喋りたい人います?」
コタローの中の人「あー、悩みますが、たしか母親の人柱、犬柱が眠ってる御神木があったと思うので、そこに行きたいです」
GM「了解」

浮遊島ティル・ナ・ノグが現れるのに先行して現地に到着した一行。
コタローたち2匹と2人は、村から少し離れた御神木へ。

コタロー「里帰りなら、もう少し落ち着いて帰りたかったんだけどな」
GM「御神木は、コタローを歓迎するように、心配するように、さわさわと葉の音をたててます」
コタロー「大丈夫。おいらとおいらの仲間たちがここは絶対守るから!」

そんな感動の再会シーン(?)を終え、空が赤く染まります。

■第1ウェーブ
1体目(合計36体目)ハクタク
2体目(合計37体目)ジャガーノート
3体目(合計38体目)"虚無の魔術士"ドーマ

今回登場する再生魔族はローズ。
かつてザーボと一緒にヴァンパイアの王ブレアスに仕えていた外道です。
得意技は変身。
キャンペーンでは、少年NPCに化けて長い間PCたちを騙していました。
TSさんのロールプレイが光る素晴らしいNPCでした。

GM「だけど、、、今回ローズと面識あるキャラいないんだよねぇ(笑)」
アルマの中の人「そうだねぇ」
GM「ちなみにTSさん、ローズってどんな外見とキャラだっけ? 変身解いた後あまり登場してなくて感想読んでもわからなくてさ」
ルージの中の人「えーと、どうだったかな、まあ、メスガキみたいなやつでいいですよ」
GM「ちょ、そんなだっけ? そんな小物っぽいやつでいいの?」
フォルティスの中の人「まあ、再生怪人なんてそんなもんでは(一同爆笑)」

というわけで、メスガキになってしまったローズ。
ローズ自身は小物かもしれませんが、召喚したモンスターは全く小粒ではありません。

魔法が全く効かないハクタク。
魔法を反射するジャガーノート。
魔法スキルをキャンセルし、何度も復活する魔術エキスパートのドーマ。
メイジが3人いるPCたちのメタ対策ばっちりみたいなエネミーたちです。

アルマさん怒涛のセットアップで15個以上のスキルやアイテムを連続使用から戦闘開幕です。
上記のように魔法に抵抗があるはずでしたが、、、

コタロー「《マテリアルアタック》いれて物理ダメージにするぜ!」
GM「せっかくの対魔法パーティが!」
コタロー「そして《ルインストーム》と《精霊乱舞》!」
一同「コタローが自爆(《ブロウアップ》)じゃない!?」
コタロー「エンゲージ離れてるんで」
GM「あぁ、たしかに。なるほど」

という感じで初お披露目の精霊乱舞によりハクタクとジャガーノートは撃沈。
ドーマも死にますがHP全快で復活してきます。

次はフォルティスの手番なのですが、そのイニシアチブに。

フォルティス「《アデンダム》!」
アルマ「《エンカレッジ》をコタローちゃんに!」
GM「はい、じゃあ順番的にはフォルティスのアデンダム追加行動。その次にコタローの追加行動。そしてフォルティスの本来の行動ですね」
フォルティス「ふふふ、魚人忍法の奥義を見せてやろう!」

その言葉通り、GMと相談して作ったオリジナルパワーで3連続魔法全てにリゼントメントがのります!
装備品やアイテムを破壊してそのエネルギーで魔法を強化する魚人忍法の奥義らしいスキルです。
それでドーマが2回死に、ついに後がなくなったところでコタローの手番です。
ついに発動したコタローの《ブロウアップ》ですが。

GM「それは反撃をしたいから《ニゲイト》だ」
フォルティス「コタローの邪魔はさせん! 《カウンタースペル》だ!」
GM「ぐぬぬ、さすがにそれは通しだ」
コタロー「サンキューフォルティス!」

そんな感じでGM渾身の割り込みも無効化されてドーマも撃沈でした。

フォルティス「あれ、本来の手番こなかった」
ルージ「レベル1冒険者が1回えいやーて攻撃している間に、レベル30の神喚者は攻防が終わってるわけだね」
アルマ「まあ、超上級だとそうなりますよねー」


■第2ウェーブ
4体目(合計39体目)"独眼狼"ガラ・ティーン
5体目(合計40体目)"妖精の騎士"アロンダイト・ブランド

続いてのエネミーは、過去のキャンペーンでも猛威をふるった近接ネームド剣士2人組です。
当時はレベル27の3人で少し苦戦をした2人組でしたが、、、。
結論を先に言ってしまうと、1人目のメインプロセスすら到達せず、でした(笑)。
カバーリングを持っていてダメコンできるはずと思っていたら《マジックケイジ》でカバー不可とかorz
本来先頭であるコタローの前のイニシアチブでさっきと同じようにフォルティスとコタローが動いて終了でした。

レベル60のネームド2体じゃあ、レベル30でエクストラクリスタルフル装備した4人には全く歯が立たないってことねー。

■エンディング
エンディングはシンプルに。
メスガキローズが「覚えてろよ!」と捨て台詞を吐きティル・ナ・ノグは撤退。
柴隠れの里は守られました。
めでたしめでたし。


◆反省と考察
ロール:3点
ゲーム:4点
ストーリー:3点
ボーナス:3点

ロールとストーリーは相変わらず。
評価しにくいという意味で3点かなぁ。
ゲームは、前回提案されたボスを複数出すのが今回もやってみて成功したので4点。
ボーナスは特別な点が特になかったので普通に3点。

◯良かった点
・結果的にワンサイドゲームでもPLは楽しそう。

◯悪かった点
・シナリオがいきあたりばったりすぎたかも。

個別解説。

・結果的にワンサイドゲームでもPLは楽しそう。
粗筋にある通り、PCは一発も敵からダメージを受けていない(注3)。
では楽勝だったかというと、敵のスキルを見ながら「こうしたら勝てる?」「でもこういう割り込みがあるよね?」「じゃあ、こうやって」みたいな感じで検討を繰り返した結果の勝利なのだ。
そのため、結果よりもはるかにみんな苦労して達成感のある勝利だったのかなーと思う。
感想戦でも「楽勝だった?」という質問の回答は
「勝ちはしたが、何か間違って手番を渡していたら危なかったので、楽勝ではなかった」
という声が聞けた。
PLによるかもしれないが、これはなかなか興味深い。

・シナリオがいきあたりばったりすぎたかも。
ゲーム外で色々とあったせいで今回シナリオ準備がほとんどできていなかった。
実は「ローズが登場する」「ティル・ナ・ノグが登場する」ことしか考えていなかった。
今回予告を考えることすら忘れていた、うっかりうっかり。

PCの出身地が襲われるとかは、完全にその場の思いつきだったので、まあ、無難に終わってよかった。
思いつきのわりにはなかなか面白かったので、今後もこの方針はありかもしれない。
次回はもう少しきちんと考えていこうー。



というわけでネームドモンスターのエネミーデータとPLの皆さんに助けられたセッションでした。
いやはや、フィロスはいい仲間に恵まれて本当に幸せである。
この幸せをちゃんと続けられるように、仕込みやシナリオ準備は進めていかねばいけないなー。
次回セッションの準備始めておこう。



(注1)アリアンロッド2E:FEARが出している剣と魔法のファンタジーTRPG。
100年遊べるRPGと銘打ったシリーズも来年で20周年。
まだまだ5分の1ですね!(笑)

公式HPはこちら。
http://www.fear.co.jp/ari/

(注2)フォルティスが言ってくれました:GMが言おうとしていたのは「対策はないのか」の部分。
後半の「陸に上がった魚」はフォルティスのオリジナルです。
あんなに瞬発力よく「魚」が入った慣用句でないですよ(笑)。
kouさんの頭の回転のなせるわざである。

(注3)来寇者サイドに奪われた浮遊島:これは公式設定。
幽界の「防塞都市」と呼ばれる戦力が集まっている浮遊等は全部で7つある。

これまでの神喚者と来寇者の戦いで、この奪い合いがあり、
神喚者側は「壱番都市アヴァロン」「弐番都市ホウライ」「陸番都市シャンバラ」の3つ、
来寇者側は「肆番都市ザナドゥ」「漆番都市ティル・ナ・ノグ」の2つを保有している。

ちなみに残り2つはどちらの戦力でもない状態。
「伍番都市ラピュータ」は、両勢力が争っていて均衡中。
「参番都市エル・ドラード」は、過去に奪われそうになり防衛のために爆発四散して存在していない。

(注3)一発も敵からダメージを受けていない:最初は「無傷」と話していた。
ただ、感想戦で「自爆したり武器壊して戦ってるので、戦い終わった後はボロボロだよね」とツッコミがあった。
たしかに、と思ったのでこのような表現になっている。


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