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2023年05月30日18:11

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ワイルド・スピード ファイヤーブースト(Fast X)

 2001年の第1作から数えて22年、メガヒットシリーズへと成長した人気カーアクション「ワイルド・スピード」のシリーズ第10作。

パートナーのレティと息子ブライアンと3人で静かに暮らしていたドミニク。しかし、そんな彼の前に、かつてブラジルで倒した麻薬王レイエスの息子ダンテが現れる。家族も未来も奪われたダンテは、12年もの間、復讐の炎を燃やし続けていたのだ。ダンテの陰謀により、ドミニクと仲間たち“ファミリー”の仲は引き裂かれ、散り散りになってしまう。さらにダンテは、ドミニクからすべてを奪うため、彼の愛するものへと矛先を向ける。

「トランスポーター」シリーズのルイ・ルテリエ監督がメガホンを取り、ドミニク役のビン・ディーゼルをはじめ、ミシェル・ロドリゲス、タイリース・ギブソン、クリス・“リュダクリス”・ブリッジスらおなじみのキャストが集結。また、新たな顔ぶれとして、ファミリーを次々と襲うダンテを演じるジェイソン・モモアや、オスカー女優のブリー・ラーソンが参戦した。(映画.comより)





<2023年5月27日 劇場鑑賞>

 このシリーズ大好きです。自分では絶対に手に入らない、または手に入ったとしても上手に運転できないスポーツカー(表現古くてごめんなさい)が滑走する姿、そして、お約束のピチピチホットパンツの美人による旗振り一般道レース、そしてなにより義理人情に厚いヴィン・ディーゼルとそのファミリーたちの熱い絆。これに心ふるえないはずはありません。ついでに言うと、何作目だったかもう忘れてしまいましたが、そこにトラックが来るかどうかはわからなかったのに、体を張って飛び降り、レティを守ったヴィンちゃんの変わることのない愛情。「俺たちは一緒に育ったんだ」と言って彼女を離さなかった、あの場面に感動しない女性はいないはずです(いたらごめんなさい)。個人的には、自分自身はチビなので、もし生まれ変われるのなら、是非あのピチピチホットパンツが似合うモデル体型の女性にと願っています。

 さて、映画です。このシリーズは、数が増えるたびに、○○の弟とか、妹とか、どんどん親族が増えて、みんな本当によくつながってるなぁと思うのですが、今回はヴィンちゃんの息子の母親、つまり元FBIの女性で一時レティが死んだとされていた時期にヴィンちゃんと住んでいた女性ね、彼女の妹が登場します。しかも凄腕ドライバー。そしてもう一人、カート・ラッセル演じるノーバディの娘が登場します。これが、ミス・マーベル!ブリー・ラーソンですね。もう出てきた時から強そうです。

 今回は、過去にFBIとつるんで(頼まれて?)やっつけた麻薬王の息子ダンテに復讐されるわけですが、まぁそれはそうです。こちらがどれだけ正義でも、それに伴う犠牲は必ず発生するわけで、今回は麻薬王なので身から出た錆かもしれませんが、過去に「アベンジャーズ」でも、アイアンマンやその他のヒーローに恨みを持つ一般人は登場していましたね。戦いに巻き込まれ、言われなく息子を失った母親の言い分はもっともでした。

 モモア演じるダンテは、さすがの体躯で、見かけもヴィンちゃんに引けはとりません(でも超かわいかった)。最初は「父親を殺され、破産して天涯孤独だった俺の気持ちがわかるか?」などとヴィンちゃんに吹っ掛けていますが、その割には次々と武器を繰り出し「破産してたって言ってたよね?」って感じでした(笑)。その謎はラスト近くで明らかになりますが、まぁそれだけではなくて、麻薬なんかを売っていたのかもしれませんね、描かれてませんでしたけど。

 本当にオールスターの映画で、今までのファミリーはヘレン・ミレンに至るまでくまなく出てましたし、リタ・モレノまで!彼女、今までの作品のどこかに出てましたか?出てたんでしょうね。そんな気もします。そして、なぜか南極を歩いている(いや、セロンの本拠地だったか)ミシェル・ロドリゲスとシャーリーズ・セロンを迎えるのは、あっと驚く美人アクション女優!彼女も参戦するのですね。あと1作ありますものね。シャーリーズの妹だったりして(笑)。

 ともかく、相変わらず荒唐無稽ながらも、それはお約束。「そう来なくっちゃ」の連続で、安心して見ていられる仕上がりでした。かなりあり得ないとは思いましたけどね(笑)。最終作が楽しみです。そして、いつか終わるのは仕方がないとはわかっていても、やっぱりあと1作かと思うと寂しいです。まさか、主人公が死んで終わりなんて、ないよね。ハッピーエンドで終わらせてくださいね、製作陣のみなさん。
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