2日ほど日記を休みました。
一昨日は、岡山県の倉敷市に行きました。
昨日は、長い間行きたかった所に行って来ましたが、
それはまた明日でも書こうかと思っています。
倉敷には、2012年11月10日に行きました。
この時は、仕事絡みでもありましたし、連れもいたので、
余りゆっくりとは見られませんでした。
そんな事もあったので、行った次第です。
宇都宮を朝出て、5時間ほどで倉敷に着きました。
どこかでお昼を食べようと思い、アーケードの商店街を歩いていて、
レトロな喫茶店を見付けて、日替わりランチがあったので入ってみました。
地元の小母さんたちが三々五々来ている感じで、
小父さんが一人でお昼を食べていました。
何となく懐かしくなるような雰囲気でした。
アーケード街を抜けて、美観地区に行きました。
11年前の記憶と比べて、
今の観光地によくある、若者向けの店が増えたような気がしました。
人を呼ぶためには、このような店が必要なのでしょう。
美観地区に残る、古い町家である井上家住宅の改修工事が終わったとの事なので、
入ってみました。
担当の方が、倉敷独特の蔀戸などを熱心に説明してくれました。
更にブラブラして、アイビースクエアに行きました。
11年前は、蔦はすっかり枯れていましたが、
赤煉瓦の壁に蔦が絡んでいてとても綺麗でした。
中庭なども素晴らしいですね。
アイビースクエアは、倉敷紡績の工場を活用していますが、
敷地内に倉紡の記念館がありました。
普段は入館料300円との事ですが、G7の閣僚会議が行われたとの事で無料でした。
今回のG7サミットで唯一僕が受けた恩恵だと思いました。
展示の中に、棟方志功の襖絵があり、その天衣無縫な書が気に入ってしまいました。
そこから大原美術館に回りました。
前回も観ましたが、エル・グレコの「受胎告知」をはじめ、
モネ、ユトリロ、セザンヌ、シャガール、キリコ等々の西洋絵画をはじめ、
青木繫、岸田劉生、中村彝、藤田嗣治等々の作品の他、
大原美術館のコレクションの立役者の児島虎次郎の作品が沢山ありました。
コレクションは著名な作家の他、僕の知らない若い作家の作品もあり、
若い作家の育成にも気を使っているような気がしました。
民芸館では、
棟方志功、濱田庄司、河井寛次郎、バーナード・リーチなども観て来ました。
大原美術館から「語らい座 大原本邸」と名付けられた大原家住宅を見てから、
川船に乗りました。
最後の便が空いているとの事でしたが、20分ほどの間、
船頭さんの説明を聞いて、倉敷の町の成り立ちなどを知りました。
最後、那智神社に行きました。
倉敷の町を見下ろす高台にあって、中々立派な神社でした。
歩いた所の写真などをアップしましたので、
宜しければご覧ください。
https://photozou.jp/photo/album/2882708
【今日の一句】
興ざめし やがて誰もが 姿消す
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