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2023年05月13日19:54

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読書

GW暇だからと図書館から本を借りてきたのですが、YouTubeやら漫画一気読みやら色々してたら時間がすぎて、思ったより読めずあせあせ
漫画「ワールドトリガー」、時系列を確認したくなって原作読みながら資料をつくっていたら、情報量多すぎて2日で15巻も行かず…後半ただ面白く読んだだけになりました。
久々にゲームもやりたくなってきたな…。ゼルダ気になる…(やった事ない)。

推理小説で、読んだ事のない作家さんを発掘したいと思って借りてきたもの。
期せずして、全て短編集でした。

「黒猫の遊歩あるいは美学講義」森晶麿
第1回アガサ・クリスティー賞受賞作。
黒猫と呼ばれる主人公はクールでイケメンで優秀だけど変わり者の大学教授。
助手は学生時代の腐れ縁女子。
美学や芸術の観点で大学の論文風なうんちくが入る推理小説。
西洋と日本の「壁」に対する考え方の違いの話は面白かった。
読んでいて、美学のうんちくにちょっと抵抗あるけれど、黒猫と助手の、くっつきそうでくっつかない、けど、くっつきそうな距離感は好み。

「名言探偵」北國浩二
貧乏普通メン弁護士と優秀イケメン変人弟くんによる謎解き小説。
弟くんが名言オタクで、実在の人物の名言を言うのですが、心に響かずあせあせ
20歳を過ぎて兄を「お兄ちゃん」と呼ぶし、爪噛むし、変な定型のおやじギャグ言うし、謎解いてもヒントしか言わないし、お菓子ねだるし、だいぶ子供っぽい変人。
主人公に妹みたいな幼馴染の看護師女子がいて、恋愛要素もあるけれど、ふたりいつも同じ会話しかしていなくて、イマイチ…。

「ワトソン力」大山誠一郎
名探偵ホームズが、なぜワトソンを連れ歩いていたのか。それは、近くにいる人間の推理力を高める力がワトソンにあったから。その力を自分も持っていると気づいた警察官が遭遇する様々な事件のお話。
人が死んでも驚きも悲しみも薄く、淡々と謎解きが進む、謎解きメインのお話。
大きな謎解きの枠に必然として短編が入っている、好きなつくり。
多方面から謎を分析して、間違えながら答えにたどり着く過程がパズル的で面白かった。

「おとぎカンパニー」田丸雅智
推理小説ではなく、おとぎ話をモチーフにした現代短編集。
あり得ない設定が盛り込まれているので、ファンタジーかSFとも?
ほっこりするものもあれば、闇話もあり。
白雪姫が現代人の女の闇っぽくて好きでした。
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