金剛山 / 隣の芝生は赤い？

ようやく晴れた夫婦そろっての休日、当然どっか登りに行くよね。
大和葛城山のツツジが見ごろらしい。しかしここはちょっと変化球で、金剛山から隣の葛城山のツツジを眺めに行こうということになる。


8時前に水越峠に到着。ド平日なのに付近は葛城山に向かうハイカーの車でいっぱい。装備を整えて我々は逆方向の金剛山へ向かう。
以前モミジ谷から登ったので、今回は太尾東尾根を歩くことに。水越峠から少し車道を下り登山口へ。


太尾東尾根の登山口にある看板。急登らしい。


なるほど初っ端からなかなかハード。

やがて太尾西尾根からの道と合流、傾斜も多少はゆるやかになると思いきや割とそうでもなく、それなりにしんどい登りが続く。


急登をゼエゼエ言いながら登り切って太尾塞跡に到着。ここから先は若干なだらかな道になる。


バリルーと合流する六道の辻、大仰な名前の割には山頂感のあまりない大日岳を経て10時に山頂広場の国見城址へ出る。


10時のライブカメラには1分の差で間に合わず。


やや霞んでいるが大阪平野の眺望。


売店であまおうソフトクリームを食う。美味ぇwww


一の鳥居からダイトレに入って下山にかかる。


15分ほど下るとベンチがあり、真正面に隣の大和葛城山が現れる。


山頂の一角はツツジで真っ赤に染まっている。あちらはさぞかし人でいっぱいであろう。


ここで昼食にする。今日のランチはホットサンド。コーヒーを淹れて一息つく。
天気は快晴、時折さわやかな風が吹き抜け、小鳥が歌う。葛城山の方からはトントコトントントコトンと太鼓の音が風に乗って流れてくる。おおかた山頂で猿回しでもやっているのだろう。のんびりと1時間近く優雅な時をすごした。


ベンチから30分ちょい下り、ガンドガコバ林道へと降りる。ガンドガコバとは何じゃらほいと思っていたのだが、一説によると太尾塞あたりをガンダ木場とかカントケ木場などと呼んでいたらしい。ほへー。


ガンドガコバ林道から金剛山を振り返る。いい天気でよかった。
林道を30分ほど歩いて水越峠へ戻る。正午もすぎたこの時間に金剛山へ向かって登っていく人と次々すれ違う。葛城山から縦走なのだろうか。お疲れ様です。

下山後は、太子温泉がまだ改装工事で休業中だそうなので、久しぶりにかもきみの湯へ。水越峠から近いので助かる。