今年最大級の興行戦争でしたが、横浜武道館でBJWのビッグマッチを観戦してきました。
BJW認定ジュニアヘビー級選手権
【第7代王者】関札皓太対梶トマト【挑戦者】
※王者12度目の防衛戦
イサミ選手からベルトを奪取してから2年近い長期政権を樹立している関札選手は、意中の相手として日頃はハイテンションパーティボーイズとして組んでいるトマト選手を指名。相思相愛の防衛戦が組まれました。
いきなりのスピードであわや秒殺の場面を現出させたトマト選手は、持ち前の明るいファイトで躍動しつつもスパイダーロックなどで主導権。関札選手は低空スタナーにボディプレスとやり返し、レッドアイだけは決まったら最後と徹底的にガードしていきます。
互いの得意技であるスピードとスーパーマンを掟破りしながらのシーソーゲームはどよめきの連鎖に。変形バックラッカー→ダイビングボディプレスの必勝パターンをクリアされた関札選手はスピードをさらに反転させますが、これも凌いだトマト選手はオースイSHから続けざまにタイガーSH。そして遂に炸裂したレッドアイで王座奪取!!
明るく激しいタイトルマッチのラストはノーサイド。ストロングJも新展開に突入していきます。
BJW認定タッグ選手権試合
【第58代王者組】野村卓矢&阿部史典対加藤拓歩&鈴木敬喜【挑戦者組】
※王者組6度目の防衛戦
シミラリティを挑戦者に迎えたアストロノーツの公開特訓は河原での原始的トレーニング。そのあたりの拘りが痛快なファイトに反映されているのが魅力です。
先に仕掛けたシミラリティが連続エルボードロップ→同時エルボードロップも、アストロノーツは場外戦を挟んで左右ミドル連打で加藤選手をサンドバッグ状態に。ノムタクのシビアさと阿部選手のトンパチぶりのバランスが絶妙です。
シミラリティは鈴木選手が突進力で切り崩していき、ダブルアームバーを回避するとジャーマン。加藤選手もブロックバスターホールドやジャーマンなどでノムタクに食らいついていき、カットしまくった阿部選手は伊良部パンチ。何度もやったかと思わせるシミラリティですが、分断したアストロノーツはダブルアームバー&お卍固めの競演で見せ場を作ります。
最後は一騎打ち状態で粘る加藤選手を張り手→ドラゴンSHで振り切ったノムタクはエールを送ってから、次期挑戦者に関本選手を逆指名!!パートナーには岡林選手を連れてこいと挑発し、前回のフルタイムドロー防衛を受けて時間無制限を主張。決戦の場に28日の後楽園大会を指定しました。
セミファイナル
BJW認定デスマッチヘビー級選手権
YOKOHAMAエクスプロージョンジャングルデスマッチ
【第46代王者】神谷英慶対アブドーラ・小林【挑戦者】
※王者5度目の防衛戦
※コーナーに設置された起爆スイッチを押すと電流が流れ、強い衝撃を与えると大爆発を起こす"有刺鉄線エクスプロージョンバット"を複数使用するデスマッチ形式。バットの他にもジャングルを連想させる有刺鉄線などのアイテムも使用。
会場の制約で蛍光灯が使用できないことを逆手に取って、神谷選手はアブ小選手迎撃に爆破マッチを提案。これにアブ小選手は乗っかってやると、ノリノリで某選手ばりにファイヤーと絶叫。完全に確信犯です(笑)
神谷選手は有刺鉄線が巻かれたロープに押し込んでからフォーク投入も、アイテムの使い方に関してはアブ小選手が上手。フィジカルで押し込んでもアブ小選手はラリアット→バカチンガーエルボーから爆破スイッチON。ナイスバッティングを炸裂させます。
爆破マッチの経験値で上回るアブ小選手をラリアット連打やブレーンバスターでねじ伏せようとする神谷選手ですが、アブ小選手は予告つきDDOや急所蹴りで応戦。爆破スイッチを入れた神谷選手はバッティング連打、小鹿スペシャルを耐えてバックドロップも決定打にはなりません。
こうなるとアブ小選手のターン。有刺鉄線バット相討ちによるダブルダウンから立ち上がると、神谷選手の雪崩式ブレーンバスター狙いを回避してサンダーファイヤーパワーボム→ダイビングバカチンガーエルボードロップで王座奪取!!かつて挑戦者決定戦で破れて快進撃のきっかけを作ったリベンジを果たすと、超満員の会場に愛してま〜すの大合唱を響かせました。
メインイベント
BJW認定世界ストロングヘビー級選手権
【第20代王者】岡林裕二対青木優也【挑戦者】
※王者9度目の防衛戦
3度目のストロングヘビー挑戦になる青木優也選手にとって岡林選手はデビュー戦の相手。ジュニア王座戴冠からヘビー級転向、挫折やケガを乗り越えてここまできました。
岡林選手はロープ際の青木優也選手にラリアットで突進して同時に転落、鉄柱に叩きつけられた青木優也選手はノータッチトペで逆襲。岡林選手はコブラツイストを掛けられたままノッシノシと歩いてエスケープ、エプロンの攻防からKUBINAGEで叩きつけます。
青木優也選手はミサイルキックも、ブルーストームを振りほどいた岡林選手は強烈なチョップなどで止まらず。ラリアット連打に通天閣スペシャル、凌いだ青木優也選手はゴーレムスプラッシュ狙いを阻止するとスパニッシュフライ!!立ち上がったところにスワンダイブニールキックと追い込んでみせます。
岡林選手はパワースラム→ロープへ振ってラリアット、パワーボムもゴーレムスプラッシュを剣山カットした青木優也選手は大谷晋二郎選手ばりの魂のこもったケサ斬りチョップを連発。回転式にも屈さない岡林選手のバックを取ると、太い腕を完璧にロックしてタイガーSH。怪物攻略に成功して二階級制覇を達成してみせました。
強すぎる王者に自分のスタイルを崩すことなく対抗して結果を出してみせた青木優也選手、これは2人とも凄かったし素晴らしかった!!これからの防衛ロードも楽しみで注目です。
エンディング
岡林選手は青木優也選手の腰にベルトを巻かせると固く握手をかわして退場。花道の岡林選手を呼び止めた青木優也選手は熱い感謝の言葉を伝え、岡林選手も拳を突き上げて返答。思えば青木優也選手のデビュー戦の相手を務めたあとに今日からはライバルと言っていたよなあと…
改めて客席に向かって勝ったぞと絶叫した青木優也選手は、大会名にちなんで無限のインディーを目指すと宣言。四方に向かってポーズを決めた新たな主役がストロングBJをもっと広めてくれることを期待しています。
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