アルメニア首相、ナゴルノ・カラバフはアゼル領と認識しながら口を噤んだ
https://grandfleet.info/european-region/armenian-prime-minister-nagorno-karabakh-shut-his-mouth-while-recognizing-azeri-territory/
理解に苦しんだのだけれども、考えてみるとアルメニアは「ナゴルノ・カラバフの独立を未承認」だったので、それを踏まえての話なのかなと。
アルメニアとしてナゴルノ・カラバフという独立国を認めておらず、だからといってアルメニア領に併合もしていない以上、ナゴルノ・カラバフは旧来どおりアゼルバイジャン領以外にありえないだろうという理屈。
あそこまでやっておいて事実上の当事国が未承認というのも訳が分からない話なのだけれども、ナゴルノ・カラバフは国際法上どこをどうやっても無理筋で、90年代の第1次紛争の際にアルメニアを支援した国々ですら、ナゴルノ・カラバフの独立には口をつぐんでいる。
アルメニアからしてみれば、すでに実効支配が確立している以上、下手に法的地位を巡って国際社会と対立するよりも、黙って現状を維持したほうが良い という話だったのかもしれない。まさかあそこから軍事的にひっくり返されるとは思わなかっただろうし。
まぁ領土紛争なんてどちらかが折れない限りは終わらない話なので、英断と言えば英断なのだけれども、紛争の過程で虐殺されているアルメニア人も少なからずいる(もちろんアルメニア人だってアゼルバイジャン人を多数虐殺しているのだけれども)わけで、納得しないアルメニア国民は多いだろう。まだ三十数年程度しか経ってない生々しい話。
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