４月１週分（その２）

☆今週の重賞☆
今週は２重賞と落ち着きますが、２レース共に中身は濃いものとなりそうです！
大阪杯＜Ｇ１＞（芝二千）は、ドバイを目指した面々が不在となりますが、それでも豪華メンバーが揃いました！
ヒシイグアスは、今年緒戦の中山記念を勝利。熱中症で生死の境を彷徨いながら、よくぞ立ち直りました。距離が千八から二千に延びるのはプラス材料ですし、Ｇ１勝利も見えてきています。
ジェラルディーナは、エリザベス女王杯を勝利して、有馬記念で0.7秒差・<３>着。<２>着のボルドグフーシュからは0.3秒差でした。力をメキメキ付けているのがハッキリ分かる戦績です。ただ、今回は二千への距離短縮がどうか。ここが課題となります。
スターズオンアースは、桜花賞・オークスの二冠馬。秋華賞では0.1秒差・<３>着と敗れましたが、スタートで出遅れながら豪快に追い込んできた内容は負けて強しのものでした。牡馬相手でも通用する力を持っています。繋靭帯炎で再度５ヶ月のレース間隔が開いたのがどうでしょうか。
ジャックドールは、前走の香港Ｃでは1.1秒差・<７>着。あまりにも淡泊な敗戦に不満が残りますが、初めての海外遠征でもありました。昨年のこの大阪杯で0.5秒差・<５>着に敗退していますが、今年は強力な先行馬が不在でもあり、昨年以上の結果があってもいいでしょう。
ヴェルトライゼンデは、２走前のジャパンＣで0.1秒差・<３>着。今年緒戦の日経新春杯を59キロのトップハンデで制しました。屈腱炎で１年４ヶ月間という長期休養がありましたが、『今は脚元も全く心配ない。』と調教師からのコメントは心強い限りです。
キラーアビリティ、ダノンザキッド、ノースブリッジ、ヒンドゥタイムズ、ポタジェ、マテンロウレオ、マリアエレーナ、ラーグルフあたりの食い込みに期待しています。

ダービー卿ＣＴ＜Ｇ３〜ハンデ〜＞（芝千六）は、ハンデ戦ではありますが、53キロの１頭を除くと56〜58.5キロと斤量差は大きくありません。
ジャスティンカフェは、決め手はＧ１級。このメンバーならば抜けていますが、小回りの中山のコース形態への対応が大きな鍵となります。『今回はこれまでと違ったレースをして、どういった反応を見せるか試したい。』と調教師が述べており、レース運びの変化に注目したい今回となります。
ゾンニッヒは、中山に２−２−０−０という良績。この千六に限っても１−２−０−０です。前走の東風Ｓで0.1秒差・<２>着とＯＰクラスでもメドを立てました。重賞でもハンデ戦で斤量差が多少でもあるだけに、通用していいでしょう。
インダストリアは、この中山で３戦２勝。負けたのは弥生賞ディープインパクト記念での0.3秒差・<５>着のみです。重い芝の方が合っている印象もあります。２走前のカウントダウンＳは３勝クラスとはいえ、力の違いを見せ付ける快勝劇でした。
レッドモンレーヴは４−２−０−１と、馬券圏内を外したのは５走前の共同通信杯での0.8秒差・<６>着のみです。千六に限れば３−１−０−０。負けたのは２走前の秋色Ｓでの<２>着。タイム差なしの惜敗でした。まだ底を見せていない魅力があります。軽い芝の方が合っているだけに、重い芝の中山へのコース替わりが課題となります。
ミスニューヨークは、この中山で４勝を挙げるコース巧者。この千六ではターコイズＳを連覇しています。前走の京都牝馬Ｓは0.6秒差・<９>着でしたが、千四が忙し過ぎただけです。この舞台ならば、牡馬が相手でも侮れません。
マテンロウオリオンは、ＮＨＫマイルＣでダノンスコーピオンからクビ差・<２>着。力はここでも十分に通用するものを持っています。ただ、京都金杯で<13>着・東京新聞杯で<６>着と今年に入ってからの２戦が案外な結果に終わっています。どこまで立て直ってくるかでしょう。
アナザーリリック、ウイングレイテスト、スカーフェイス、タイムトゥヘヴン、ベレヌス、ミッキーブリランテ、ルプリュフォールあたりの食い込みが叶えば好配当も期待出来ます。

今週末は先週と一転して好天で迎えることが出来そうです。「良」で問題ないでしょう。最終結論をどうぞお楽しみに！！


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