今日、インスタにフォローとコメントを送って来た海外の人がいました。
パッと見で40代のエリート女性という感じで、香港UBS銀行のCEO、常務取締役だとか。
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投稿数は21ですが、オフィスや仕事仲間の写真などで"本当っぽい/あり得る内容"という感じです。
来たコメントはややたどたどしい日本語ですが、出来の悪い翻訳ソフトや自動生成された文章ではない感じでした。
京都宇治市生まれで香港育ちとのことです。
そして自分の職業紹介の後に、「あなたの出身と職業は?」とありました。
これって例のパターン?と過去の記憶が頭を過りました。
昨年前半にアメリカからキリスト教の布教活動の為に札幌に引っ越して来たという人がメッセージ送ってきて、
「私の投稿の何が良かった?」から始まって、「あなた趣味や職業は?」と質問がどんどんエスカレートしてきて不快だったのでブロックしたのです。
それと似たようなパターンと感じ調べてみました。
すると以下が判明したのです。
・香港UBS銀行は実在し、投資事業専門銀行として世界一の投資専門銀行として著名。
・インスタにアップされている人物は実在、写真も本人、役職もそのとおり。世界的にもやり手の役員として有名。
・この人物を名乗る偽インスタアカウントが複数存在している。人によってはブロックしてもまたこの人物を名乗る別のアカウントから"ご挨拶と質問"が来ることもある。
・やはりこのアカウントを相手にしていると「投資のお誘い」や「振込むから手数料としてAmazonやアップルのチケットを買って番号を送れ、になる。
・UBS銀行のサイト(日本語)や詐欺サイトを調査して発表するサイトを見ると、「UBS銀行は日本で投資勧誘の営業はしていない」、「弊社に実在する執行役員を語る偽アカウントが多数報告されており、被害も出ている」とのこと。
これで偽アカウント確定です。
直ぐにブロックしました。
大会社の社長が個人的なSNSを楽しむことはあり得ると思いますが、プライベートだったらわざわざ自分の役職等を細かくプロフィールには書かないでしょうし、会社の会議などをアップはしないと思います。
(会社PRのためのアカウントならば別ですが)
それにトドメは私の個人情報を聞き出そうとしていることでした。多分相手にすると徐々に話しを深めていき投資しないか?とか振込むのでになることでしょう。
でもあまりにも良く出来ていて、実在の会社人物でしたから危ないところでした。
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