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2023年03月22日22:28

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早春の北海道の田畑

今日(3/22)の北海道上川郡の風景です。

道北の南部と言える場所ですが、道路には雪が無くなり、路肩の雪も激減しました。

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札幌の郊外とさほど変わらない風景です。

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雪が積もった田畑に黒い筋が幾つも見えますが、これは雪が溶けて地面が露出している他に、融雪剤を撒いた跡です。

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融雪剤には実は2種類あります。
1つは塩化カルシウム、通称「塩カル」で道路に撒く白い粉です。
凍結防止剤とも言われます。

基本は塩なので車のボディの傷に付着したままにしておくと車体が酷く錆びます。

もう1つは田畑に撒く黒い粉です。

これは炭素系の物(ススなど)なので田畑に撒いても農作物に悪影響が出ませんし、土壌に対しても無害です。

黒いこの融雪剤を撒くと多くの熱を吸収し、長時間蓄熱しますので雪が早く溶けるというわけです。

雪の上に闇雲に撒けば良い、というわけではなく、気温が上昇し始めた今頃の季節を狙う、固く凍結している部分は予め砕いておくなどの処置も必要です。

ともあれ田畑に積もった雪の上に黒い模様が見れるのは早春の北海道の風物詩と言えます。

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