先日、「振り返れば奴がいる」という
30年程の前のドラマが突然見たくなった。
このドラマは織田裕二、石黒賢というキャストで、
ポリシーの違う二人の外科医が丁々発止する作品。
「何でまた急にこんな古いの見たくなるん?」と思いつつ、
織田裕二の汚れ役に引き込まれるワタシ。
このドラマの中で石黒の末期がんが発覚し、
織田はその治療のためにNRD(中性子放射線照射装置)という機器を
不正な手口を使ってまで入手しようとする。
NRDは巨大な原子炉と加速器が必要で、
病院に設置することなんか絶対ムリという代物で、
その治療に必要な特殊な薬剤を量産するのも難しいと
当時の記事に書いていました。
がしかし、、、
いつの時代もイノベーションは起こるもので、
先月、某証券の株式ニュースで、
某企業の「原子炉不要のNRD出来ちゃいました、
治療用の薬剤の問題もほぼ解決!」
という記事が載っていた。(当該企業の株価は↑状態)
「おー、ドラマのことを実現させちゃったんだ。」
とワタシは驚きました。
そして何かのビジネス本で、
「絶対無理だと思われたことでも、
やがては実現するものである、
起こることは必ず起こるのです。」
と書いていたのを思い出し、
「ああ、突然古いドラマが見たくなったのは
ここに繋がるのかな!?」と何気に思った。
その数日後、更にNRDに関するネタを物色していると、
「時代はDXからQXへ!」というバナーが目に入った。
QXはクオンタムトランスフォーメーション
(量子トランスフォーメーション)の略で、
量子コンピューターによって、
現状抱えている社会の問題を解決していくことという意味らしい。
例えば、「人の咳による気流を計算して、いかに感染を防ぐか?」
の様な研究を行うにあたって、
メタバースのような仮想社会でシュミレーションする。
これはデジタルツインという旬の分野なのだが、
それに量子コンピューティングを活用すると、
飛躍的な速さでのシュミレーションが可能となるそうだ。
「DXさえまだまだな日本なのに、
世界はもうQXを見ているのか、速っ!!
うーん、、、
やはり時代は光速で流れているのだな。」と痛感。
その後、
QXに関する書籍をDLしたのは言うまでもありません。(マジか、、、?
)
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