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2023年03月12日23:11

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大阪マラソン2023

2月26日に大阪マラソンを走りました。

撃沈続きの辛い今シーズンもラストレース。
大阪で単身赴任中の私の住まいからスタートの大阪城公園までは歩いていける至近距離のため、当日朝も自室にてゆとりを持って準備やトイレを済ますことができ、非常に恵まれた地元レースでした。
当日朝の大阪城公園は、広大な公園にもかかわらず、どこも満員電車状態で移動が渋滞でままらない状態でした。さすが国内2位の大規模マラソンです。

天候は薄曇り。気温も風もさほど厳しくない。
自分の走力不足以外は不安要素はありません。去年の大阪マラソンは出走予定であったものの、コロナによる縮小開催のあおりを受け、直前の主催者判断で走ることができませんでした。正直、去年の今頃は自分自身もベストに近いコンディションだったように記憶しております。その悔しさを晴らしたいものの、仕事の多忙から増えた残業とランとの両立を実現できず、今の走力不足を自ら招いてしまいました。

9字15分、第一ウェーブにてスタート。
スタートしてすぐ下り坂のため、周りも含めて一気にスピードが上がります。
身体的には悪くない感触でしたが、さすがに調子に乗って序盤から飛ばしていく愚は犯したくない。抜かれてもいいのでペースを落として歩を進めます。
ただ何故だろう、それでも余裕がなくなってきてペースが安定しない。去年までのように
辛くてもペースをキープして走ることができない、もどかしい。
そこで思い切ってもう時計を見ずに、ラップペースで一喜一憂することをせず、感覚のみでペースメイクするように切り替えました。
初めての試みでしたが、ペースダウンが気持ち緩やかになった気がしました。

とはいえ、道中の苦しみは変わらず、またペースもビルドダウンしながら、今日も我慢我慢のレース。

実はこの大阪マラソンで競技志向としてのランニングは引退しようと考えていました。
40歳になる少し前に急にランニングに目覚め、およそ11年。
走ることが昔から嫌いであったが故、記録が伸びるうちは、そしてサブスリー達成後はサブスリーランナーであるうちは、
「ここでやめるのはもったいない」
「これまでの頑張りを無駄にしたくない」
との思いから、普段の練習も義務感に追われながら必死できついメニューをこなし駆け抜けてきました。
また走力低下に抗うことも道でしょうが、延々と続くこの義務感からは卒業し、これからはランニングを楽しんでみようと考えました。気分次第でゆっくりでも速くでも、長くも短くも、ランニングとは実は自由なものだということを、なんとまだ私は知らない。

レース終盤、もう定番となった苦しい撃沈モードの中で、心の中は意外と冷静で、
「今まで本当にたくさん走ったなぁ」
「11年間さんざん走って走って、何だあと5キロで終わりか」
「明日からどうしようかなぁ」
と緊張感のないことばかり考えて、でも走りは必死に振り絞って。
ラストはいつもどおり絞り切ったスパートでゴールしました。

グロス 3時間2分58秒
ネット 3時間2分37秒

時計ではなく感覚で走って、結果は今シーズンのシーズンベストでした。
サブスリーを1度もできなかったのは何年ぶりだろう。
でも、どのレースも手抜きのない必死に追い込んだレースができたのは例年と変わりません。なので後悔はありません。

今後については、ゆっくり休んで考えるとします。
そんな事言ってまた必死にサブスリーを目指すのかもしれませんけれど(笑)
それもまた自由ですから。
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