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2023年03月08日21:21

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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス感想。




昨夜観てきました〜。
とりあえず公開終了前に観れて良かった。
プログラムは売り切れてたので、入荷確認しとかないと。

ネタバレは多少あると思うけど、あんまり関係ないかも。(笑)
ネタバレ気になる人は、絶対損はしないと思うので観に行った方がいいかも。
言葉を重ねても、ほぼ伝わらないと思うので
ちょっと簡潔な感想になると思います〜。

視聴はIMAX 2D字幕
客入りはそれほど多くなかった印象。


ストーリー:
現在の生活に疲れ切った中年女性エヴリンは、別の世界線の夫から
世界に危機が迫り、エヴリンが邪悪な存在から狙われていることを知らされる。



第一印象は混沌。(笑)
ジャンルに名前を付けるとすると
サイケデリックパンクアクションハートウォーミングコメディドラマって感じかな。
とにかく言葉で説明するのが物凄く困る作品。
でも、多分今年一番になる可能性は高いから困っちゃうね。


別次元からこの世界の人間を乗っ取って、破滅を招く存在と
それに対抗するレジスタンス的な存在(これも人間を乗っ取る(笑)の
戦争に巻き込まれるっていうのが、物語のベースになってます〜。

テーマ的にはシンプルな「愛こそすべて」なんだけど
その表現過程が恐ろしく狂気じみてる。(笑)
一つの作品にこれだけ色んなものを詰め込んで
かつちゃんと本質を伝えられてるってことには素直に称賛したいね〜。

アイディアのベースはマトリックスの、ネオが格闘技をダウンロードする所。
「アイ ノウ カンフー」のやつね。(笑)
エヴリンはそれを、マルチバースの別の自分でやるんだけど
同時にその生涯も追体験しちゃって・・・って感じ。


映像はわざとチープ&キッチュにしてるけど
実はかなり膨大なシーンが高速で切り替わってて
どれだけ衣装やらメイクやらセットやらに時間かけたんだろうと思うし
編集とかは気が狂いそうになるだろうなぁと思う。(笑)
アジア特有のじめっとした映像と、ポップアートっぽい演出が
なんか新しい感覚でちょっとワクワクした。
制作クレジットだけかと思ったけど、ルッソ兄弟もいい仕事してるんだね。

そして役者陣。
ミシェルヨーやキーホイクァンは本当に素晴らしい。
その他の役者陣もみんな印象に残るんだよね。
アジア系の俳優が多いのもかなり特徴的。

あと書いておきたいのは音楽ね。
これっていう特徴的なメロディーは無いんだけど
妙に印象に残る曲が満載で、なんか新しい可能性を感じたかな。
要所要所で映像を支えていた影の主役だったかも。

とにかく終始わちゃわちゃ混沌として、スケールも増大し続ける。
それこそジョジョストーンオーシャンのエンディング付近みたいな感じに
モンタージュでジェットコースターのように物語は進んで行き・・・・。
最後どうなるのかは、ぜひ劇場で。

個人的にはオールタイムベストな映画がまた一本増えた。
劇場でIMAXで観れて良かったなぁと。
考えるな!感じろ!っていうのを地で行く作品でした。
ここで書いてあったことは全部忘れて、とにかく体験してみるのが一番。
一度観たら、トレーラー観ただけでウルっとくるようになるでしょう。(笑)




注意点としては、かなり高速で展開していくので
疲れてる時は止めておいた方がいい。
それと、キツ目の下ネタが極めて多めなので
誰かと行く場合はお気をつけて。
まぁ、客はみんな結構笑ってたけど。(笑)


最後に、オスカーの作品賞に関してだけど
おそらくかなり難しいんじゃないかなと。
最近こういうデリケートな作品が好まれる印象ではあるんだけど
かなりパロディが多いのと、動物虐待シーンもあるので
推し難い部分はあるんじゃないかなと。
これで作品賞取ったら、オスカーを見直すけどね〜。


という訳で、以上
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス感想でした〜。
いやぁ、今年も映画楽しみだ。



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