神木隆之介主演朝ドラ「らんまん」ディーン・フジオカ&宮野真守ら新キャスト発表
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本作は植物学者・牧野富太郎がモデルの作品。
牧野富太郎は私の大先輩にあたる人物なので、その人物をモデルにしたドラマのコンセプトを非常に期待しています。
2020年代の朝ドラは最初は面白かったものの、現在放送中の「舞いあがれ!」も含めて中盤以降失速してしまう作品が多くて残念です。
「舞いあがれ!」は桑原亮子脚本作品でしたが、路線変更で複数脚本家にしたはいいものの、ネット上では主人公の性格が変わっていると指摘される有様で、恋愛ドラマとして見てもスケールの小さい恋愛ドラマになりそうで残念です。
スタッフは低俗恋愛ドラマが好きなのかもしれませんが、良質の女性の一代記を好む固定ファンのことを少しは考えて欲しいです。
また、スタッフは「カムカムエヴリバディ」以降、スタッフの溺愛キャラとしか思えない登場人物を登場させるのが好みのようですが、ドラマ自体に粗が出てきてしまうのでやめて欲しいです。
坂本龍馬やジョン万次郎も登場する作品のようなので、スケールの大きいドラマにして欲しいです。
私は牧野植物園に行ったことがありますが、このドラマの前半を見て、面白いようでしたら、高知にも行ってみようかなぁと考えています。
このドラマで不安なのは2020年代の朝ドラの作風。
「エール」の音のモデルの人物・古関金子はレコードも出しているプロ歌手ですが、「エール」では、音はプロ歌手の夢を実現することが出来なかった上、オーディション参加者のリストを見て、恐れおののいてオーディションを辞退してしまったという、古関金子の侮辱につながりかねないドラマにしてしまいました。
私は「エール」を見て古関金子という人物を始めて知ったくらいですが、史実を改変して貶めるという作風はどうかと思っています。
でも、mixiの大手朝ドラコミュでは、賛否両論が起こるどころか、そのまま受け入れて見ている人が多いのは残念でした。
少なくともmixiにおいては良質の朝ドラを好む人はあまりいないのかもしれません。
そうなると、牧野富太郎がモデルの主人公が植物園を作るのを断念して、逃げ出してしまうストーリーになることは可能性としてはありえるのではないかと思ってしまいます。
古関金子でさえ史実を改変して貶められたのはかわいそうだと思うのに、いくら低俗恋愛ドラマが受けているからと言って、大先輩・牧野富太郎がモデルのドラマで、植物園を作るのを断念して逃げ出してしまうストーリーを見せられてはたまったものではありません。
もし「らんまん」がそんなドラマだったら私は朝ドラ自体を見るのをやめてしまうかもしれません。
「らんまん」のスタッフの方には良質のドラマをつくって欲しいと願うしかありません。
大先輩・牧野富太郎がモデルの作品ですが、2020年代の朝ドラの作風を見ると、個人的に最低作品になってしまう可能性が否定できないので期待度は60点かなぁと思っています。
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