世の主婦の方々は皆さん、スーパーに買い物に行かれると思いますが、
値上がりが尋常ではない昨今、余分な買い物は避けたいと思うのが人情ですよね。
「私ね、スーパーに行くと、いつも余分な物まで買い込んじゃうのよね。何とかならないかしら」
「そうなの?ちゃんとご飯食べてから買い物に行ってる?」
「ご飯食べてから?いや、大体ご飯食べる前に行くけど」
「ダメよ。お腹が空いてる時にスーパーに行くと、普段の二、三倍買い物しちゃうから。
必ず、ご飯を食べた後、スーパーに行かなくちゃダメよ」
「なるほどね〜」
「このルールを守らない人の家には大体、よく判らないプリンが冷蔵庫に置いてあるのよ」
心当たりのある方もあるんじゃないでしょうかね。
「スーパーに行くと、つい余計な物まで買ってしまう人にオススメな方法ってのがあるの」
「そうなの?是非教えてほしいわ」
「スーパーの入り口にはカゴが置いてあるでしょう?
あのカゴを取らずに、手ぶらで売り場に入るのよ。
そうすれば、両手で持てる分だけしか買えないので、
本当に必要な物だけ買う癖がついて、余分な物は買わなくなるわよ」
「なるほど!それはいいわね〜」
「お陰で私、今では余分な物まで買えるくらい、両手で品物を持てるようになったわ」
それじゃ何もならないですけどね。
スーパーには様々な野菜や果物が売られているわけですが、
国立がん研究センターと横浜市立大のチームが、野菜や果物を多く食べる人は、
そうでない人と比べ、二十年以内に死亡するリスクが低かったとの研究結果を発表しましてね。
ビタミンや食物繊維を豊富に含む野菜や果物の摂取は健康のために重要とされてますが、
国内の大規模調査で裏付けされたのは今回が初めてだそうですね。
研究は、全国十一地域に住む
四十〜六十九歳の男女約九万五千人を対象として行われたんですが、
食事に関するアンケートに協力してもらい、その後の約二十年間を追跡したんですね。
調査期間中に約二万四千人が死亡したんですが、
アンケート結果から参加者ごとに一日あたりの野菜と果物の摂取量を推計し、
【最も多いグループ】から【最も少ないグループ】まで五つに分けて死亡リスクを解析したんですね。
その結果、果物では摂取量が【最も少ないグループ】より【最も多いグループ】では
八%低かったそうでして、野菜も同様に七%低かったんですね。
この解析結果を踏まえて研究チームは、
長生きするためには野菜は一日三百グラム以上、
果物は百四十グラム以上の摂取が望ましいと言ってましてね。
やはり野菜を食べないと早死にしてしまうという事なんでしょうかね。
野菜の中でも栄養がない事で知られている【キュウリ】ですが、
サラダには欠かせないですし、お漬物としては主役級ですよね。
「俺たちキュウリはさ、みんながみんな、美味しいお漬物になれるとは限らないらしいんだ」
「そうなんだ・・・ぬか喜びしちゃったね」
ひょっとしたらキュウリ同士で、そんな会話をしてるかもしれませんね。
微笑亭さん太
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