相手に対する態度や言葉遣いが大切であるという事は言うまでもありませんが、
若い人達にオススメなのが、年齢差や立場に関係なく常に礼儀正しい言葉遣いをする事ですね。
そうすると、それに対して無礼な態度を取ってくる人が必ずいます。
それによって『自分の人生に必要のない人』というのが判るんですね。
野球部がグラウンド整備で石ころを取り除くようなものでして、
人生にも適切な整備が必要ですよね。
怪我してからでは遅いですから、そういう人は早めに取り除いた方がいいという事ですね。
『愛嬌というのはね、自分より強いものを倒す柔らかい武器だよ』と
夏目漱石が言っているように、愛嬌のある人、感じの良い人というのは誰からも愛されますよね。
では【感じの良い人】になるためにはどうしたらいいかという事ですが、
感じの良い人は、常に感情表現が豊かなんですね。
人は嬉しい気持ちを伝える時、
普通に『嬉しいです』とか『超嬉しいです』と言ってしまいがちですが、
これらの表現はシンプルで使いやすい分、いつも同じ表現になってしまって飽きますよね。
特に【超】という言葉を使い過ぎると幼稚な印象になってしまうので、
控えた方がいいみたいですね。
少し落ち着いた雰囲気で嬉しさを伝えたい時は、
『心から嬉しく思います』がいいですね。
『思います』を添えるとグッと大人な印象になりますからね。
目上の人に嬉しい気持ちを伝える時には『大変光栄です』というのが、使いやすくていいですね。
もう少しかしこまった言い方で『幸甚の至りです』という表現もありますが、
耳慣れない言葉なので不自然に聞こえますよね。
ましてやJKあたりが使ったらおかしいですよね。
「幸甚の至りです。・・・幸甚って何?」
付け焼き刃は剥げやすいってなっちゃいますからね。
マックスの喜びを感じて『とっても嬉しい! 』という気持ちを伝えたい時は
『心躍ります』とか『胸がいっぱいになりました』なんてのがいいですね。
【心】とか【胸】という言葉で感情を表現すると、いっそう喜びが伝わりますからね。
他にも動作を盛り込んだ言葉で表現すると、伝わりやすくなりますね。
例えば『浮き立つ思いです』とか『舞い上がるような気持ちです』
『思わず小躍りしたくなります』という具合ですね。
ただ実際に小躍りすると、変な人になっちゃうので気をつけていただきたいですね。
感じの良い人は、感動を伝えるのも上手ですよね。
『グッときました』などというように、心に響いたという心情を、擬態語で表すのもいいですね。
他に『ジーンときました』という表現もありますが、
「こんな立派な歴史あるお寺を見られて【寺院】ときました」
まさにこういう時に使うべきですね。
微笑亭さん太
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