新潟は寒いです。
来週はもっと寒くなるそうです。
んじゃ、ということで映画観てきました。
エンニオ・モリコーネの自伝的な映画(ドキュメンタリー?)でした。
この作品は観る人をえらびます。間違いなく。
多分、モリコーネの作品に縁がない人はただただ退屈かと思います。
3時間近い作品なので、多分耐えられないと思います(笑)。
私は…
自分でも意外だったのですが、泣きました…ところどころ。
あんなドキュメンタリーのどこで泣く?かと思われるでしょうが、
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」のデボラのテーマ
「アンタッチャブル」のマローンの死のシーンなど、そんなものを
観ると、ひとつひとつ思い出してしまって…。
前半の古すぎる話や、途中の前衛音楽にのめり込んでいるあたりの
お話はちょっと退屈でしたが、「シシリアン」のシーンでジャン・
ギャバン、リノ・バンチュラ、アラン・ドロンなどが出てくるところ
や、「荒野の用心棒」のクリント・イーストウッド、やマカロニ・ウ
ェスタンの常連、リー・ヴァン・クリーフなどなど、昔の映画が出て
くると胸がいっぱいになりました。
「死刑台のメロディ」はジョーン・バエズの歌っている様子も見ること
ができたのは感激です。
「ウェスタン」のあの高音の女性ボーカルの録音場面は背筋がゾクゾク
しました。
その他、ベルドリッチ監督の話や、リー・リトナー、ブルース・スプリ
ングスティーンなんかが敬愛しているのがわかり、新鮮な気持ちになり
ました。
しかし、何にも増して、モリコーネの美しい作品群に改めて敬服です。
まだ夕方なんですが、今日は家にあるCDを聴きながら一杯やってます。
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