■「2敗は厳しくなるよね」と副部長 首位の貴景勝、後輩に手痛い黒星
(朝日新聞デジタル - 01月18日 22:00)
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大相撲一月場所十一日目、一敗で賜杯レースを主導していた大関貴景勝が新小結の琴ノ若の押し倒しに屈して二敗に後退、賜杯レースは二敗同士の前頭十三枚目琴勝峰との対戦を掬い投げで制した前頭八枚目の阿武咲とともに、二敗で二人が並走する構図に代わりました。
さて、今日の貴景勝、通算の対戦成績が5勝1敗で最近3連勝中と合口の良い小結琴ノ若が相手。この埼玉栄高校の1学年後輩に立ち合いから押し込まれ、大関は下がって押し返す場面もありましたが、大関は有利な体勢に持ち込めず、向正面に背を向けて左から張るも空振りに。バランスを崩して相手を呼び込み、赤房下に追い込まれて琴ノ若が押し倒し。この一番について八角理事長(第61代横綱北勝海)は、「琴ノ若は間を置かなかった。距離を取らせなかったね。よく足も出ていたし圧力をかけた」と琴ノ若の勝因を分析。敗れた貴景勝については「自分で動けなかった」としていましたが、おそらく「少なくとも14勝1敗」としていたであろう「ハイレベルでの優勝」で横綱昇進の声もとしていた中、それが事実上潰えた二敗目となったかもしれません。昨年の6場所の優勝も13番か12番で、一昨年(令和3年)の十一月場所での横綱照ノ富士の15戦全勝以降は14番以上の優勝がないだけに、14勝以上、つまり1敗以内での優勝は思いのほか“高いハードル”となっているのかもしれませんね。
さて、賜杯レースの二番手グループは今日勝ち越しが決まった三敗ですが、その一人に前頭二枚目の玉鷲が名を連ねています。今日は三敗同士の前頭五枚目の錦木との対戦でしたが、粘り強い突き押しで錦木を起こして向正面から白房下に突き出し。八角理事長は「今場所、重さが、ある錦木を簡単には押せなかったが、馬力負けしない。ちょうどは疲れが出るころなのに気力がすごい。勝ちたいという貪欲さは見習わないといけない」と称賛していましたが、まだまだ混沌としている賜杯レース、誰が何章でゲットするのか、注目の土俵は続きますね。
その他。九日目の若元春戦で左足首を負傷して昨日の土俵を休場した関脇の関脇豊昇龍が左足をテーピングで固め一日で土俵に戻り、前頭四枚目の錦富士を寄り切りに退け7勝目。立ち合い右上手を取り、頭をつけて踏ん張りながら前に出て、錦富士の上体を浮かせて左前褌を引き、錦富士が土俵際の投げを見せるも構わず寄り切りで勝負あり。八角理事長は敗れた錦富士について「やっぱり力が出なかった。いつもの立ち合いじゃない。見て行って、うまく取られた」とコメント。豊昇龍が立ち合いで変化を見せるか、頭にあったかを問われ「あったと思う。しぶとさがなかった」と続けていました。そして、豊昇龍については「出てくる以上は痛いとか言ってられないだろう。上手を取ったのが大きい」とコメント。痛みは残っておるでしょうが、勝ち越しまであと一番。明日は前頭五枚目竜電との対戦ですが、どうなりますやら。
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