昨年8月25日に同じタイトルで日記を書きました。
馴染みの中華料理店のご主人が、転倒して大腿骨を骨折したけれど、
2週間程度で回復して店を再開したとの話でした。
昨年11月21日にやはりお昼に行ってレバニラ炒めを食べました。
その後、12月1日に行ったところ店の前に、
都合によりしばらく休業するとの張り紙が貼ってありました。
また転倒したのかと思っていましたが、
その内に、ご主人が倒れて、具合がかなり悪いと言う噂を聞きました。
大丈夫かなと思っていたところ、
今月7日付の下野新聞にご主人の訃報が載っていて驚いてしまいました。
4日にお亡くなりになり享年80歳との事でした。
今日が葬儀でしたので、お別れに行って来ました。
昔の職場でお世話になっていた人が多かったからでしょう、
先輩や後輩などに行き会いました。
この中華料理店は、宇都宮市内で50年にわたって営業していました。
僕が、行くようになったのは、25歳頃でしたから45年の付き合いになります。
これまでも日記に、
一昨年末には、BSTBSの「町中華で飲(や)ろうぜ」で取り上げられた事や、
昨年の5月1日には、そこのレバニラ炒めが下野新聞で取り上げられた事など、
何度か書きましたので、ご記憶の方もいらっしゃるかと思います。
ご主人は、頑固一徹な方で、定休日以外は休んだ事がなく、
お子さんの入学式か卒業式に出て、式が終わったら店を開いていたとの事です。
コロナ禍で営業の自粛を求められていた時も、
働かないで金をもらいたくないと営業を続けていました。
11月25日に倒れて、そのまま意識が戻らずに他界されたとの事でした。
前日まで営業していたとの事でしたので、
「斃れて后已む」との言葉がありますが、正にその通りだなぁと思いました。
僕が若い頃、残業になると、よくその店から出前を取っていました。
僕が太ったのは、その店で食べ過ぎたからだと言われた事もありました。
時々は、そこの2階などで酒飲みをしました。
安い料金で、沢山の料理が食べられるので、多くのファンがいました。
僕は、独居生活になった事から、常に野菜不足を気にしています。
その店に行くと沢山野菜が摂れるので、
ある意味昼食のローテーションのキーになる店でした。
レバニラ炒めはもとより、肉野菜炒めや酢豚、天津丼、五目そば、餃子など、
美味しかった数々が、もう食べられないかと思うと、残念でなりません。
明日と明後日は所用により日記などを休ませて頂きますので、
お含み置き下さい。
【今日の一句】
ありがたい 鴨が葱背負って やって来る
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