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2023年01月02日14:01

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動物愛護精神

元日の昼過ぎ、トラム氏が来た。
この日さえ歓待すれば、しばらくは開放されるを信じて饗(もてな)した。
夕方まで居続け心を許したか、妻子のことを言い出した。
トラム氏の妻は三歳年上で今85歳。
一人息子は55歳。
離婚したのかと訊いたら、知らないとトラム氏。
離婚届に判子を押せと何度も言ったのに拒否しやがる、強情な女で、見積もり(当時会社員だったトラム氏の仕事)を書いてくれと頼んだら嫌だと言いやがった、元々同じ会社だからやれるはずなのにとトラム氏。
腹が立ったから家出して知り合いのペンションで世話になり、すぐ近くのアパートを借りて住み、その後退職して起業、我が家近くのマンションを購入、数年後トラムにハマって世界各国を回った、というのがこれまでの人生。
でも離婚していないなら婚費を払わねばならないでしょう、と言うと、そんなのどうでもいい、関係ないを繰り返す。
妻が住んでいた家は一昨年売却したと以前言っていた。
トラム氏の妻は、そこでずっと暮らしていたらしい。
その2年前くらいに持ち家に行ってみると凄まじいことになっていたとトラム氏は憤慨する。
使用済みのおむつ(もちろん大人用)、食べた後のいろいろな物が片付けられず放置されてトラム氏が言うには60センチの高さ以上に積み上がっていてドアが開かなかったと。
ということは認知症になったと思われるねと私。
離婚していなければ経済的にも助けなければならないのではありませんか?と言うと、関係ないものとトラム氏。
役所から連絡があり、女房は月7万ほどの年金で暮らしていたんだとさとトラム氏。
5万で暮らす人もいるんだから十分だ!と吐き捨てる。

ムカムカした。
一人息子が30年以上連絡を寄越さないのも当然だ。
私の子たちも元夫には何があっても連絡を取らないはずだから。
トラム氏家出当時息子さんは23歳。
成人していたとはいえ、未熟で、しかも一人。
財産分与として家と貯金の半分だけでも取ろうぜと母を励ませば良かったのだが。
しかし、30年前だと、元夫の相手に慰謝料請求をしようと相談しても、それは恥さらしだと断言する弁護士もいたような時代。(ダメ弁護士だったせいもあろうが)

他人にはいい顔をするが家族に酷薄な元夫とトラム氏が重なる。
トラム氏を暖かく受け入れてはならない。
彼は自分が選んだ孤独のまま死なねばならない。
元夫にもそういう最期を期待している、そうなるように祈っている、出来れば苦しんで死んで欲しいとも。

マイナンバーカードの手続きはしてやろう、約束だから。
それが終わって受け取ったら、それで戸籍謄本を取るように勧める。
離婚しているなら、財産分与をしなかったことを詰る。
婚姻中なら家族を遺棄したことを詰る。

どうせ強情で反省などしないはず。
五万円を返し、以後お付き合いはしないと伝える予定。

これを娘にLINE(文字で)で伝えると最後に彼女が、
「喋る生き物は愛護に向かなかったね」
至言である。
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