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2023年01月02日13:26

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新春3題

明けましておめでとう御座います。
植木屋さんが一昨年にあまりに強く刈り込んだため、昨年の秋は一つも生らなかった柿の木。若い植木職人には思いもつかない事ながら、年寄りと野鳥にとっては一年、一年が大事だという事。その野鳥のため、元日からミカンを吊るしてあげる。すぐやって来て一日中離れないメジロ。
新春3題
朝はパン
朝は365日食パンと紅茶で過ごして来た。パンはあるメーカー一択。切れると不安なので数斤冷凍してある。お茶はアールグレイ。パンにバター、砂糖にシナモン。半分はピーナッツバター。ただ正月だけはお雑煮。水菜と鰹節と蒲鉾という出所不明(兵庫?新潟?)のシンプルな物を食す。それも神妙な気持ちで……私の遠い記憶にある、種無しパンを食せ!という声に従って!?
メメント
年末 テレビからひっきりなしに聞こえて来る言葉。「メメント・モリ」何のコマーシャルか分からない。この言葉は文学的に私の耳をそばだてる!来年の不吉な予言?年末の結語?年末だけの限定コマーシャル? 
 ところが新年2日私は聞いた。「メメント・モリ」
言葉に対する鈍感さ!言霊のさきわう国とはとても思えなくなった。

大家族主義
昭和2年刊行でGHQにより禁書にされた「天孫人種六千年史の研究」を読んでいる。昭和初期の思想状況、戦前の日本を支えた思想がみえてくる。その中で今私の興味をひいているものは、


p39
天孫人種伝統思想の本源
天孫人種の伝統思想は「神ながらの道」で、その理想信仰は全くスメル人の思想に淵源する。古代スメルの市王国は本来一族が一部落となり、市王国に発達せるものなるが故に国家は一家の増大である。然ればスメルの君主は人民を赤子とよんで愛撫し、人民は神父として敬愛した。蓋し家族主義が国家家族主義に発達したるもので、固より君主大家長主義、君主中心主義で、又都市には主神があって神宮を中心とし祭政一致であった。

p44
家族制度の国家はその理想信仰として個人を除外せざる家が単位で普遍我的であるが、西欧諸国は個人が単位で家を認めざるが故に排他的個人主義である。個人主義的専制を覇道の国家といふ。仏蘭西の専制政治に反抗して自由平等主義の共和政治を生み、更に高調して極端なる社会主義共産主義等の赤化思想となりては、世界をして今更の如く戦慄せしめつつある次第であるが、其の原因は色々ありといえど、無神論的個人主義的社会の欠陥に……

これは北朝鮮が現在も継承している思想ではないか?全て家族で個人は無い。日本が戦争をせず、あるいは戦勝国になっていたら、今の北朝鮮が現在の日本?
個人が無い共産主義を含めて、この事について批判的にでは無く、じっくり考えて行きたい。
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