2023年の幕が開きましたが、
今年もまた様々な場所で落語をやらせていただく事になると思いますが、
何卒よろしくお願い致します。
何回か寄席や落語会に足を運ばれた方で
アマプロ問わず、落語を聞いた後、その高座が物凄く面白かった場合、
終わった直後にもかかわらず、『このネタ、もう一度聞きたい!』と思われた経験は、
誰でもあるのではないでしょうか。
これはもうテストで言えば
95点以上取った高座じゃなければ、
そう思ったりはしないと思います。
面白かったとしても70〜80点程度であれば
『面白かったけど、まあ一回でいいかな・・・』
みたいな印象になるのではないかと思います。
『もう一度聞きたい』と思ってもらえるような高座は
自分ひとりの力だけでは成立しません。
自分のコンディションやモチベーション、
その時のお客さんの笑いのツボ、
会場の空気や前後の演者との関係など、
色々な要素が全てうまく噛み合った時にこそ成立する
落語の神様がくれるご褒美のような気がします。
今年は、そんな高座を一回でも多く実現できるよう
ネタを作り、演じていきたいと思います。
微笑亭さん太
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