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2022年12月27日20:18

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伝説の歌姫

今日はTOHOシネマズ新宿で「ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE with SOMEBODY」を観てきました。

監督:ケイシー・レモンズ

配役(役名):ナオミ・アッキー(ホイットニー・エリザベス・ヒューストン)、スタンリー・トゥッチ(クライブ・デイビス)、アシュトン・サンダース(ボビー・ブラウン)、タマラ・チュニー(シシー・ヒューストン)、クラーク・ピータース(ジョン・ヒューストン)、ナフェッサ・ウィリアムズ(ロビン・クロフォード)他。

米国のポップス歌手、ホイットニー・ヒューストンの没後10年という事で制作された彼女の半生を描いた作品です。

物語は1994年全米音楽アワードに出演しているシーンから始まり、1983年に地元ニュージャージーの教会でゴスペルを唄っている場面へと移ります。
そして、母シシー・ヒューストンに厳しいレッスンを受ける場面へと駆け足で移り変わります。
高校生時代に、短大生だったロビン・クロフォードと出会います。
ホイットニーはゴスペル歌手だった母シシーのステージにコーラスとして参加していました。
そのシシーは父ジョンとは喧嘩が絶えず、兄が勧めた薬物を吸って気を紛らわせていました。
ロビンとは姉妹のように仲良くなり、やがてかけがえのない存在となってゆきます。

ホイットニーの噂はレコード会社にも伝わり、アリスタレコードのクライブ・デイビス代表がプロデューサーと共にステージを見に来ます。
その日はシシーの喉の調子が悪く、シシーはホイットニーをステージに立たせ、その歌声にアリスタレコード社の2人は魅了され、専属契約を結びます。
ホイットニーは初めてTVカメラを前に唄う事になり、緊張と戦いながら唄いますが、テンポが合っていないと感じたシシーは演奏者に指示をしてホイットニーをサポートします。

ラジオでホイットニーの曲が流れるとロビンとホイットニーは喜び、ホイットニーはロビンをマネージャーにしようとします。
シシーはロビンを快く思っていなかった為、ホイットニーはジョンに相談しますが、ジョンは無理難題をロビンに押し付けます。

素敵なサムバディが大ヒットし、仕事は絶好調でした。
しかし、その一方で曲が黒人ぽくないとか、黒人の魂を売ったという批判も聞こえてきました。
ホイットニーはニッピー社というファミリー企業を立ち上げ、ロビンをマネージャーとして雇っていましたが、2人がレズビアンだという噂が立ち、ジョンはロビンを追い出そうとします。

音楽祭の出演者席でボビー・ブラウンと知り合い、ホイットニーがちょっかいをかけた事から2人の仲は急接近し、次の音楽祭では恋人として振る舞います。
ロビンはチャラいボビーとは付き合うのをよく思いませんでしたが、ボビーはタクシーの中でホイットニーにプロポーズをします。
しかし、遊びで付き合ったキムという女性を妊娠させた事を打ち明けるとホイットニーは怒り出します。
ボビーはホイットニーをなだめ、2人は結婚する事になります。
そして、NFLスーパーボウルで国歌斉唱を務め、全米を大いに沸かせます。

クライブからは結婚式の延期を条件に映画ボディーガード出演のオファーを持ちかけられます。
ホイットニーは映画と主題歌に力を入れ、ボビーとの結婚式もあげ、娘も生まれて幸福の絶頂を迎えます。
しかし、ボビーがロビンにクレームをつけて揉めてから雲行きが怪しくなり、ボビーが浮気をし、ホイットニーがボビーを罵倒すると大喧嘩になります。
ホイットニーは娘の世話と気疲れから唄う機会も減ってゆきました。
そして、ジョンが会社のお金を浪費している事に気づき、ジョンを問い詰めます。
じョンは悪びれもせず、お金の管理を負かせるように言い、70日間のツアーをやるようホイットニーに指図します。

ホイットニーはクライブを訪ねると新曲が決まりますが、クライブが止めるのを聞かずに70日間のライブツアーを強行します。
その途中でボビーが覚せい剤使用で逮捕され、ホイットニーも喉が持たずに疲れ切っていてライブは中止になります。
クライブはホイットニーの身を案じてリハビリを勧めます。
ロビンはホイットニーが薬に溺れたのはボビーのせいだとボビーを責めますが、ホイットニーは耳を貸さずロビンは愛想を尽かして出て行きます。

ジョンが入院してホイットニーが見舞いに行きますが、ジョンはお金の話ばかりします。
ジョンが亡くなり、シシーはホイットニーの薬物中毒に気づきます。
ホイットニーは逮捕され治療施設に入ります。
治療が終わりシセツヲデテ、ホイットニーはボビーと再会し、別れを告げます。

2009年のシカゴでのライブを皮切りにホイットニーはステージに復帰しますが、西域が狭くなったと不評でした。
2012年、バンドメンバーのリッキーがホイットニーの身を心配して休むよう勧めますが、ホイットニーは何とかすると言ってライブを強行しようとします。
ホテルの部屋でほいっとにはこれまでの人生を振り返りステージに立つとファンは立ち上がって歓声を上げます。
そして48歳の若さでホイットニーは世を去るのでした。

ホイットーの家族との軋轢や薬物使用による身体的疲労については以前に観たドキュメンタリー作品で詳しく語られていて、本作では駆け足で語られるといった感じでしたが、本作では彼女の歌声に迫る役者さんのパフォーマンスが素晴らしかったです。
それにしても死ぬまでお金お金と言っている父親があんまりな人として描かれていました。
薬物常習者にしてしまったのは兄たちで、家族に足を引っ張られた人生だったと思います。
実生活では色々あり過ぎた人生でしたが、何といっても彼女の歌は素晴らしく、ラストでの歌唱シーンは涙が出る程感動しました。

公式サイトURL
https://www.whitney-movie.jp
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