■アクトトレーラー
ニューロエイジで作り出される市街戦用兵器の種類は、
一節には年間５万件にも及ぶという。
対人兵器の運用試験は、人間相手が最も確実。
その対象に選ばれるのは、声なき者たちとなる。
今回の標的は、身分なき子どもたちの暮らす“ネヴァーランド”。
各社兵器の“試し切り”専門家たちに狙われた彼女たちの命は風前の灯火だった。
これは、力なき者に振るわれる、殺戮兵器の試験（トライアル）。
そしてそこから生き延びられるかどうかの、命をかけた試練（トライアル）である。
トーキョーＮ◎ＶＡ The Axelaration
『マーシレス・トライアル』
かくて運命の扉は開かれた。
■ＰＬ人数
・１〜５人。
・ＰＬが２名以下だった場合、ＮＰＣが判定やカードの入れ替え等のサポートをキャストに対し行う。
■キャラクターメイク
・クイックスタートおよびコンストラクションのどちらで作成してもよい。
・所持する経験点の使用は基本的に自由である。
・公式に発表されているデータは、特殊なものを除き使用を許可する。
・敵対的なゲストの算出する達成値は、単独で最大「２３」である。
■特記事項
・本シナリオの情報収集判定は、回数が少ない。
・本シナリオでＮＰＣが使用する神業は、本来のルールと大きく異なる処理を行う場合がある。
・アクト中の経験点消費によるキャストの成長は、希望する場合自由に行ってよい。
■必要な神業
本シナリオでは、ゲストが使用する即死系神業だけでキャストが死亡するのを防ぐために以下の数の防御系神業が必要である。
▼ＰＬが１〜２名：１つ
▼ＰＬが３〜４名：２つ
▼ＰＬが５名：３つ
■主に使用する技能
〈社会：ストリート、企業、軍事〉等を使用する。左のものほど優先度は高い。
■推奨スタイル
ＰＣ共通：特になし
■シナリオハンドアウト
・キャストには以下の設定がつく。ＲＬはＰＬと相談すること
・本シナリオでは、全てのキャストが同一のハンドアウトを使用し、オープニングフェイズも全員共同で登場する。
・なお、コネのペルソナは、解りやすくするための便宜的なものである。必ずしもゲストではないことがある（エキストラの可能性がある）。
●キャスト共通
必須スタイル；なし
推奨コネ；“泣き虫”リーヴィア（バサラ◎） 推奨スート：ダイヤ（依頼人）
キミは、Ｎ◎ＶＡに生きるプロフェッショナルだ。
身寄りなき子どもたちの共同体ネヴァーランド、そのリーダーであるリーヴィアが今回の依頼人。
ネヴァーランドが“ナナツドウ・トライアル”というPMCによって、軍用兵器の試験会場に――つまり虐殺の標的に選ばれたため、彼らの魔手から子どもたちを守ってほしいという。
相手は強敵だが、キミはその依頼を引き受けた。
【PS:ネヴァーランドを守る】
■追加動機表 DOC
・各キャストはハンドアウトの内容に加えて、下記の表から１つを選んで動機を強化することを推奨する。
【スペード】子どもたちだけで逞しく生きるリーヴィアやネヴァーランドの住人に敬意を抱いた。依頼を受けるに値する。
【クラブ】そもそもリーヴィアやネヴァーランドの住人と親しかったり、自分自身がネヴァーランドの住人である。守るのは当然だ。この追加動機を選択したキャストは、必ずしもプロフェッショナルである必要はない。また、依頼を受けるのではなく自発的に参戦したことにしてもよい。
【ハート】ナナツドウ・トライアルのメンバーに、過去に戦ったことがある、大切なものを奪われたことがあるなど、因縁のある相手が存在する。ここで決着をつける時だ。
【ダイヤ】リーヴィアの提示した報酬は自分の実力と危険度に見合うものだった、あるいはキャストの提示した報酬をリーヴィアやネヴァーランドの住人は支払い可能であると判断した。ならば引き受けることに支障はない。
【ＪＫ】引き直し。
【任意】ＰＬの任意。
■キャスト番号・キャスト間コネについて
・プロファイルシートの提出が早かった順に、キャスト番号を設定する。
その上で、『キャスト� 戡�『キャスト�◆戡�『キャスト��』→『キャスト�ぁ戡�『キャスト�ァ戡�『キャスト� 戮僚腓縫�ャスト間コネを取得する。
■ゲスト
“泣き虫”リーヴィア バサラ◎ １５歳女性
「わたしががんばらなきゃ、みんなのことを守れないから」
・ネヴァーランド現リーダー。心優しく一見押しに弱いが、心霊医術の腕と指導者としての意志の強さは本物。
“試し切りの七胴”七胴 十郎（ななつどう・じゅうろう） エグゼク◎ ２０代男性
「道具たちに本領を発揮してほしい。それが僕の願いなんだ」
・対人兵器のテストを専門とするPMC“ナナツドウ・トライアル”代表。兵器の性能を発揮させることをライフワークとする。兵器開発会社からは、開発者ですら気づかなかったポテンシャルを引き出してくれると評価が高い。
“ドランカー” チャクラ◎ ２０代男性
「このドラッグの殺人係数は、１時間あたり３４人ッスねェ〜〜」
・“ナナツドウ・トライアル”所属のテスター。コンバットドラッグの専門家。元ヘイロン・ケミカル社員。卑屈な性格をドラッグでふっとばし殺戮を繰り返す破滅型人格。あらゆる薬物による人体の生理的反応の観察を何よりも好む。対応技能は〈白兵〉〈医療〉一部の〈制作〉。
※アクトに登場しない場合がある。
“ランペイジ” アラシ◎ ２０代男性
「新作の戦車砲！ ボロ小屋２区画は吹っ飛んだな！！」
・“ナナツドウ・トライアル”所属のテスター。ウォーカー・搭載兵器の専門家。元トライアンフ社員。肉体を小型ウォーカーに換装した破壊の権化。己の力を誇示し他者を平伏させることを何よりも好む。対応技能は〈操縦〉〈射撃〉一部の〈制作〉。状況によっては
※アクトに登場しない場合がある。
“パッチワーク” ヒルコ◎ ３０代男性
「この生体刃は劣等、５人を切り刻んでも刃こぼれなしである」
・“ナナツドウ・トライアル”所属のテスター。変異器官の専門家。元BIOS社員。軍用遺伝子のパッチワークで、遺伝子が手つかずのものを劣等種と考えている。対象を物理的に切り刻んでパッチワークにすることを何よりも好む。対応技能は〈隠密〉〈知覚〉一部の〈制作〉。
※アクトに登場しない場合がある。
“レッドレム” カリスマ◎ ４０代男性
「同時に溶解できる自我は８人分。まあまあですね」
・“ナナツドウ・トライアル”所属のテスター。サイコアプリの専門家。元ヒュプノス社員。サイコアプリを入れた回数が世界一の記録を持つ。他人の精神を破壊・改竄し尊厳を踏み躙ることを何よりも好む。対応技能は〈心理〉〈交渉〉一部の〈制作〉。
※アクトに登場しない場合がある。
“ターマイト” ニューロ◎ ３０代男性
「防壁を食い尽くすまで０．７秒、IANUSを焼き切るまで２秒。……合格」
・“ナナツドウ・トライアル”所属のテスター。軍用プログラムの専門家。ハンドルは壁を食い尽くすシロアリの意。元新香港電脳公司社員。様々な手段で電脳を焼き切ることを何よりも好む。対応技能は〈電脳〉一部の〈制作〉。
※アクトに登場しない場合がある。
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