■「性的動画を拡散されたくない」と元交際相手を殺害 女に実刑判決
(朝日新聞デジタル - 12月19日 16:08)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7231159
かわいそうに。刑期が長すぎると思います。
こういう事件が起きたのは、
1 警察に告訴したあと、どのように扱われるかわからなかった。
相談を婦人警官が受ける、裁判のとき衝立をたて、加害者に顔を見られないようにする…というのは、ごく最近できた方法です。
二十年ほど前ですが、自宅に侵入した痴漢にわいせつなことをされたある女性は、警察に行ったらニヤニヤ笑っている男性の警官に囲まれたといいます。
また、警察に言った後、本当に画像が消されるか保証がないという問題があります。
2 司法の実効性がない。
たとえば、公務員や上場企業の社員は、こういうアフォなことはしないでしょう。解雇されたら失うものが大きすぎるからです。また、医師なら医道審議会に掛けられますし、弁護士なら弁護士会から懲戒されます。
ところが、相手がそういう職業についていない場合、失うものがないから、効き目がないでしょうね。
3 拡散された画像がどうなるか。
拡散された画像を消す方法を、普通の人は知りません。もちろん、私も知らないです。たまに、「20万円で消します」などと宣伝する業者がありますが、実効性が薄いです。
…と考えると、
倫理的な善悪は別ですが、拡散を防ぐためには、相手を殺すしかないケースです。いや、そうではないですか! 違いますか??
いや、それはとんでもないことだ。殺人罪だ、絶対困るというなら、1,2,3を警察や検察が保証する。保証できないとしても納得できる筋道を示すことが必須です。
刑罰には、抑止効果という意義があります。
この事件の場合、
女性を重刑に処しても、抑止は期待できません。
同じような男を重い刑罰に処す、
あるいは、この女性を軽微な刑にして、
こんなことをした卑怯な男は、犬死だ。。
と、世間に知らしむるべきです。
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