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2022年12月12日20:29

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言葉にできない

日本のテレビアニメの黎明期、その主題歌は少年合唱団が担当する事が多かった。

1971年の「原始少年リュウ」でアニソンでされて水木一郎さんは、それまでの歌手活動からアニソンシンガーに舵を切って、石の上にもン十年。
その頃のアニソンは、歌謡曲よりも下に見られていたと思う。ドラマの主題歌でさえも、どちらかというと下に見られていた。

女性のアニソンシンガーは、日本コロムビアが第二の美空ひばりを短時間させようと躍起になっていたから、少女歌手を育てようとしていた事もあって、前川陽子さんは「ひょっこりひょうたん島」で、堀江美都子さんは「紅三四郎」で、しまざき由里さんは「ハクション大魔王」で、在阪のハンデのあった天童よしみさんは「いなかっぺ大将」で、水木一郎さんよりも先にアニソンデビューしていた。

水木一郎さんは、既に歌手として活躍していたけれど、ヒット曲に恵まれていなかった。
レコード歌手にならずに、CMソングやバックコーラスで活躍するスタジオミュージシャンの中には後にレコード歌手になる尾崎紀世彦さんや、子門真人さんがいた時代。

子門真人さんの方が半年ほど早く「仮面ライダー」でヒットを飛ばしているけれど、子門真人さんには「仮面ライダー」が子供向けドラマの主題歌として意識することなくレコーディングしていたらしい。

その後、ロカビリー歌手から俳優な転向して「科学忍者隊ガッチャマン」のレギュラーで声優になった佐々木功さんは、「ガッチャマン」の打ち上げで主題歌を歌った(ガッチャマンの主題歌を歌ったのは子門真人さん)のが縁で、「新造人間キャシャーン」でアニソンデビューしている。

1980年頃までは、アニソンは日本コロムビアの独壇場だった。

「宇宙戦艦ヤマト」などのヒットを、他のレコード会社が見過ごす訳なんてなくて、追随するレコード会社が後を絶たなかった。

そんな中、ずっと走り続けた水木一郎さんは、時代が追いついたのか、原体験世代が成人したからなのか、サブカルで王道を極め続けていった。

市民権を得ないサブカルの時代は、ほんと色々と大変だったと思う。
「石の上にも3年」どころか、三十年以上も歌い続けてこられたんだから、本当に凄いと思う。

主題歌のみならず、挿入歌にも良いのがたくさんあるんだよな。

「Zのテーマ」をはじめ「鉄也のテーマ」、「マジンガー」のみならず「コンバトラー」にも良いのがあるし、そうそう「少年探偵団」の主題歌もいい。

これまでどれだけ元気づけられ、勇気づけられた事か。

深夜にドライブしながら歌った事も幾度もある。


今は安らかにお休みください。

合掌


水木一郎さん死去74歳 7月に肺がん闘病公表、11月歌謡祭では車いす姿「マジンガーZ」熱唱
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2022年12月12日 14:33 日刊スポーツ
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水木一郎さん(21年2月撮影)
“アニメソングの帝王”こと歌手の水木一郎さん(みずき・いちろう、本名・早川俊夫=はやかわ・としお)が6日、肺がんのため亡くなったことが分かった。74歳だった。7月に肺がんで闘病していることを公表していた。


所属事務所は12日、公式サイトで訃報を発表。「弊社所属の歌手・水木一郎が令和4年12月6日午後6時50分、肺がんのため永眠いたしました。ここにみなさまからの生前のご厚誼に深謝し、心から哀悼の意を表しますとともに、謹んでご報告申し上げます」と報告した。


闘病の経緯も詳しくつづられた。





「昭和23年1月7日生まれ 享年74 昨年4月末に肺がんが発覚し、入退院を繰り返しながら放射線治療や薬物療法を行い、1年7か月あまり闘病生活を続けておりましたが、去る12月6日に救急搬送先の病院にて息を引き取りました」と説明。「脳転移、リンパ節転移、髄膜播種を伴う厳しい病状ではありましたが、『生涯現役』を目標に、治療とリハビリに励み、活動を続けてきました。思うようなパフォーマンスができなくなってもその強い意志は変わらず、最後のステージとなった11月27日のライブでも満面の笑みを浮かべておりました」と、脳転移、リンパ節転移、髄膜播種と転移があったことも報告した。


そして「これまで支えてくださったみなさまに厚く御礼申し上げます」と感謝の言葉が記された。


通夜と葬儀は「ご遺族の意向により近親者のみにて執り行われました。ご遺族の心中をお察しいただき、ご弔問、お香典、ご供花などはご遠慮くださいますようお願い申し上げます」と報告。お別れの会などについては「ご遺族と相談のうえ、後日執り行う予定です」とした。





水木さんは、11月に日本歌手協会が都内で開いた「第49回歌謡祭」には車いすで登場。「生涯現役を目指しているから。やりますから」とあいさつして「マジンガーZ」を熱唱。「1日も早く元気になって戻ってきます」とあらためてファンに誓ったが、かなわなかった。


◆水木一郎(みずき・いちろう)1948年(昭23)1月7日、東京生まれ。「マジンガーZ」「バビル2世」「侍ジャイアンツ」「仮面ライダー」シリーズ、「がんばれロボコン」「ゼブラーマン」など数々の主題歌を歌い、持ち歌は1200曲以上。76年から3年間、NHK「おかあさんといっしょ」の2代目うたのおにいさん。半生が小学3年の道徳の教科書に掲載された。18年に歌手デビュー50周年記念アルバム「Just My Life」を発売。血液型O。


◆水木一郎さんの主なアニメソング





▽「原始少年リュウが行く」(原始少年リュウ・オープニング)


▽「仮面ライダーストロンガーのうた」(仮面ライダーストロンガー・オープニング)


▽「マジンガーZ」(マジンガーZ・オープニング)


▽「Babel 2 Theme Song」(バビル2世・オープニング)


▽「侍ジャイアンツ」(侍ジャイアンツ・オープニング)





▽「おれはグレートマジンガー」(グレートマジンガー・オープニング)


▽「ロボコンの大冒険」(がんばれロボコン・オープニング)


▽「心に汗を」(新・巨人の星2・オープニング)


▽「夢を勝ち取ろう」(プロゴルファー猿・オープニング)


▽「サバンナを越えて」(ジャングル大帝・オープニング)





▽「キャプテンハーロック」(宇宙海賊キャプテンハーロック・オープニング)


▽「時空戦士スピルバン」(時空戦士スピルバン・オープニング)


▽「超人女子戦士ガリベンガーV」(超人女子戦士ガリベンガーV・オープニング)


▽「道(タオ)」(獣拳戦隊ゲキレンジャー・エンディング)
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