大峰の八経ヶ岳で霧氷が見られたとのレコを見て行きたい!行こう!!と決める。
国道309号線は12月12日の午後から通行止めになる。
その前に行こうと、天気予報や予想天気図をいろいろとチェックする。
できれば青空と霧氷が見たい。
ある程度風がないと霧氷は付かないから、そこそこ冬型になってほしいが、風が強すぎるのも寒いし・・・
自分の都合と照らし合わせて決めたこの日。
果たして霧氷は見られるかな?青空になってくれるかな?
12月8日
行者還トンネル西口から登るのは久しぶり。最近は時間がかかっても90番から登る。その道が好きだし駐車場料金もかからない。だが、日が短いこの時期は最短で登れる西口からにした。
久しぶりの西口からの道はうっすら雪がついていた。急で歩きにくい。けっこう時間がかかった。
奥駈出合まで1時間かかった。風が強くて寒かったので休憩はしない。
初めは雲がかかっていた弥山山頂の雲が取れ始めたのを見て嬉しくなるが、着いてみて晴れるかどうかはわからない。
弥山に近づくと霧氷が出てきて嬉しくなる。この時期に登っても必ずしも霧氷が見られるわけではない。
青空だけど霧氷がないのと、曇り空だが霧氷があるのとどちらがいいかと言ったらもちろんこの時期しか見られない霧氷が見られるほうがいいに決まっている。
一つ一つの自然の造形が美しい。
昨日とも明日とも違う今日だけの一期一会の造形だ。
なかなか足が進まない。
弥山小屋に着く。
霧氷をまとった木々が美しい。
曇り空をバックにしたモノトーンの世界だ。
弥山山頂に着くと青空が広がり始めた。
神社にお詣りする。
八経ヶ岳の雲が取れてくる。
山頂に着くと、どんどん青空が広がる。
下り始めると霧氷がパラパラと落ちてきた。
弥山小屋では先ほどのモノトーンの世界とは打って変わった明るい青空と霧氷のコントラストが美しい。
国見八方覗からは大普賢岳、稲村ヶ岳と山上ヶ岳が近くに見える。
多分今年最後の山行になる八経ヶ岳。
期待した通りの新雪、霧氷、そして青空と。
ありがとうございました!!!
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