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2022年12月06日16:32

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公平性より、政策として妥当かどうか。大学進学再び。

■大学生の生活保護、認めぬ方針継続 理由「一般世帯でもアルバイト」
(朝日新聞デジタル - 12月05日 19:04)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7213254

このテーマは前にも何回もお話ししました。前の内容とかぶるところもありますが、ご容赦ください。

たまに、私学助成金をカットしたらいいのではないか…と考えることがあります。

学生の中には、膝にスマホを置いて、授業を聞いていないものもいます。

そういう人がなぜ、大学に行くか。
見栄のためです。就職はもちろん、お見合いに至るまで、大学卒の学歴は、あたかも爵位のようについて回るからです。

自費で肩書を手に入れるならいいが、私学助成金を使って取る。やる気がないくせに国に見栄を張るための費用を出させるのはいけないのではないかということです。

また、そういう人が社会に貢献できるかというと、疑問が残ります。(医療技術系の大学生が、将来にあまり関係がない英語をサボってメールを打っているならともかく)たとえば、be動詞もろくにわからない人が、経営学部でマーケッティングを学んで、マーケッティングを通して社会に貢献できるとは思えません。

そういう意味では、大学生活は贅沢品であり、奨学金+アルバイトで進学するのが無理ならあきらめてもらうしかないでしょう。

ただし、進学にはもう一つの意味があります。
国家有為の人材として、日本や世界のために貢献する人材を育成するという意味です。
それには、優秀な人材を選抜しないといけません。

具体的には、
イ 優秀な人間が行きたいと思える進路であること。
今の文系の大学院など、それで失敗しています。「ポスドクは自殺行為だ」そこまで言う人がいるほどです。このままでは学術のレベルは下がります。というか、今、爆下げの最中です。
ロ 優秀な人間が行くことができる進路であること。
「行くことができる」とは、学費の問題です。昔は、特に国立の学費は安かったですから、数日、地下鉄工事をして賄ったという話があります。だから、昔、「経済的な事情で進学を断念した」というと、弟妹を養う必要があったからなどの、自分一人の食い分以外の問題です。

さあ、現在のような状況が続くと、トップの人材の層は薄くなります。
日本は、技術立国。だから、一握りの理系エリートに食わせてもらっているようなものです。

周りのレベルが低ければ、エリート層は勉強しなくなります。
当然、日本経済の落ち込みにも拍車がかかるでしょう。
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