mixiユーザー(id:65930068)

2022年11月28日06:21

86 view

ネバー岐阜" アップ市民目線でつづる福島県いわき市旅記

心の復興

よく目や耳にする言葉ですが

それは、じぶんという存在を知らない誰かが遠巻きに言って「わかりました」となるもんじゃない

じぶんの気持ちを理解しようとしていない誰かがうながして「そうですね」となるものじゃない

「被災者」と言っても、人はひとりひとりに「異なる事情」「異なる気持ち」「異なる人生観」「異なる物語」がある

だからね
あなたにはあなたにしか心を開けない人がいるんです

私には私にしか気持ちが通じ合えない人がいるんです

被災された方々は、被災者である前に「大切な人」
被災者である前に「たったひとりの掛け替えのないいのち」
被災者である前に「その人だけの大切な思いを抱きしめている」


人って、どんなときに深い喜びを感じるのでしょうね

それは、心が通じ合えた瞬間だと、私は思うの

人って、人と心を通じ合えた喜びを知ると、がぜん「生きてみるか」ってなる

被災してない私
被災してないあなた
それでも、
そんな私とあなただって

まわりからはわからない内面の闘いに苦しみ、嘆き、疲れはて
今を生きてるよね

その、今の苦しみは
その、今の嘆きは
その、今の疲れはてたつらい経験は

やがて
誰かと通じ合う瞬間を迎えるための
「登山道」


だから、私は今日を歩くよ
誰もわかってくれなくたって

だから、あなたも今日を歩いてみて
あなたが生きてくれる

それが
死ぬはずだった「誰か」を
笑顔にさせちゃう
掛け替えのない光の道になるんだから

フォト


0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する