★七夕
(1) 当初は貴族の文化
七夕は日本に入ってきた当初、貴族の文化であった。
日本の「たなばた」は、元来、中国での行事であった七夕が奈良時代に伝わり、元からあった日本の棚機津女(たなばたつめ)の伝説と合わさって生まれた。
(2) 七夕の語源
「たなばた」の語源は、
・『古事記』でアメノワカヒコが死にアヂスキタカヒコネが来た折に詠まれた歌にある「淤登多那婆多」(弟棚機)
・『日本書紀』葦原中国平定の1書第1にある「乙登多奈婆多」
・お盆の精霊棚とその幡から棚幡
・『萬葉集』卷10春雜歌2080(「織女之 今夜相奈婆 如常 明日乎阻而 年者将長」)たなばたの今夜あひなばつねのごと明日をへだてて年は長けむ など七夕に纏わる歌が存在する。
七夕について(かささぎにも言及あり)
https://youtu.be/znJ5MRDLzF0
5色の短冊の意味
https://youtube.com/shorts/EQ7gq_X-s0w
【大伴家持】に戻る
http://urx3.nu/NdV4
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