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2022年11月18日18:33

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ちょっと無理した「『シン』大会」4本立て

 最近は「シン」流行り。そう、ガメラも新作ですか。だが復活新作物は今に始まった物ではありません。そんな訳で今日は、かつての「シンもの」を4本まとめて鑑賞しました。作品は「月光仮面」('81)、「ギララの逆襲・洞爺湖サミット危機一発」、「電人ザボーガー」('11)、「遊星王子2021」です。

 まずは「月光仮面」。公開時はあまり評判がよくありませんでしたが、今見ると結構面白い。復活時に旧作と比べて「こんなの・・・」と評価してしまうのは、いつの時代も一緒なんでしょうね。話のベースに使われているのは「ガイアナ人民寺院事件」。今だったらオウム真理教や統一教会がテーマになるような物ですね。ただ、その部分の比重が大きかったのが気になりました。「単なるヒーロー物ではない」としたかったのかもしれませんが、もっと月光仮面のアクションシーンを多くしてほしかったですね。

 続いては「ギララの逆襲・洞爺湖サミット危機一発」。久しぶりに観て詳しい展開は忘れていたのですが、これは拾い物でした。怪獣映画を装っていますがギララは話を進める狂言回しのような存在で、実際にはドタバタ政治劇コメディーになってます。強気なアメリカの大統領はトランプ的だし、過激な攻撃を訴えるロシアの大統領は、その名も「プッチン」w。ギララが地球に落ちてきて世界に脅威を与えた原因は中国であり、これなどコロナ騒動を先取りしています。挙句は北の将軍(モデルは父の方)が現れ、核ミサイルを発射。今と似ているというか、世界の情勢は今も昔も同じなんですね。ちなみに本当の洞爺湖サミットには福田康夫総理が出席していますが、この映画では安倍晋三が総理として登場します。安倍氏の辞任前に撮影がスタートしたのかもしれませんが、今更内容は変えづらい。そもそも新総理の福田氏ではキャラが地味。そういう事情で「安倍総理のまま」の映画になったのでしょうね。そうそう、一応は「ギララ対タケ魔神」という怪獣映画的な見せ場もありまして、ギララは松竹のスター怪獣ですが、「タケ魔神」は東宝の「大怪獣バラン」や大映の「大魔神」をオマージュしているようです。

 お次は「電人ザボーガー」。実は公開時に宣伝で放映された10本くらいを観ているだけで、オリジナルのザボーガーにはあまり馴染みがありません。でも本放送を観ていたファンなら、拍手喝采ものでしょうね。これぞ「シン・電人ザボーガー」です。第1部がオリジナルの再現で、第2部はパロディーの後日談です。最近あちこちのドラマで「佐津川愛美」という名前を目にし、「ふ〜ん、こんな女優がいるんだぁ」と感じる事が多くありました。で、この映画に「レディボーグ・AKIKO」というキャラが出ていたのですが、これがメチャかわいい!。確認したら、何と「佐津川愛美」(鹿島さん、これってスピッてませんか?)。第2部の主役のような役割でしたが、かなり前から女優活動をしている娘だったんですね。もっと早く知りたかったです。

 最後は「遊星王子2021」。オリジナルのドラマはスチール写真で見た事があるくらいで、放送は観た事がありません。だからあれほどコミカルに大パロディーをされても、自分的には「う〜ん・・・」という感じでした。本放送を観ていて元ネタが解る人なら、楽しめるんでしょうけどね。もちろんつまらない訳ではなくて、オリジナルの映画としてはよく出来てましたよ。

 久しぶりの4本連続鑑賞。ちょっと疲れました(^^ゞ。

海外の怪獣ファンも湧いた『GAMERA -Rebirth-』の一報 「怪獣はゴジラだけじゃないんだよ」「新しい怪獣黄金時代の幕開けだな」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=85&from=diary&id=7192254
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