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2022年11月14日00:25

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嫌な思い出にしかならない

■先生「ダンゴムシは虫だ」小3娘「エビやカニの仲間で甲殻類です」 優秀ゆえに教師から怒られる理不尽、母が下した決断は
(まいどなニュース - 11月13日 20:20)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=262&from=diary&id=7185865

嫌な思い出をいくつも思い出してしまった。

小学校1年のとき、秋の遠足で、落ち葉集めをしましょう、という課題があった。先生が子どもたちに、ニコニコ笑いながら「いろんな落ち葉があるよ。さぁ、学校にはないような葉っぱを集めよう!」と言った。
……そのら瞬間、手が止まった。
学校には理科の教材用に、いろいろな木が植えてあって、理科の時間に、遠足の予習かたがた、みんなで学校林を歩いていた。そのとき、いろいろ興味を持って、図鑑で調べていたのだけど……遠足で訪れた場所にある木は、みんな、学校で調べたことのある種類だった。

「学校にはない木」が見当たらない!
ほとんど落ち葉を拾うことができず、帰ってきた。

次の週、図工の時間。
「さぁ、遠足で集めた葉っぱで、貼り絵を作りましょう!」と言われ、愕然。

先生に経緯を説明したけど、こっぴどく怒られた。

「学校には無い木の落ち葉」と言う縛りをかけたのは、先生だろうに……

小学校2年生のとき、算数の時間に、足して5になる2つの数の足し算を答えさせる、という出題。
子どもたちから、0+5、1+4、2+3,3+2、4+1、5+0まで答えが出たところで止まった。
先生は、「まだあるぞ」と言う。
そこで手を上げて、-1+6と黒板に書いたら怒られた。
引いちゃダメだと。
確かに、2年生では負の数は扱わないのだが……

そして、先生は、2.5+2.5と書いた。
……2年生では小数も扱わないのに……

その後、学校では、おとなしく、目立たないように過ごすようになったのだけど、結局、中学を卒業するまで、塾にも通わず家で勉強もせず、遊んでいた。
試験勉強や宿題を友達に教えることはあったけど。
学業成績は、塾通いの秀才くんにはかなわないけど、それでも、ずっと、学年10位以内をキープしていたので、「あいつは隠れてものすごく勉強しているガリ勉野郎だ」と噂されていて、とても心外だった。
結局、高校も、学区内トップの進学校に行ける成績だったけど、それを避けて、その次のランクの高校に進学。

その高校は、生徒の2/3が文系に進む学校だったけど、生物が好きだったので理系へ。誰かと比べたり競争したりすることがないように高校時代を過ごす。
もちろん、クラスでは変人扱い。みんなの受験には関係ない無駄知識ばっかり持ってる奴、ということで。

大学に進み、初めて、自分を「普通の人」として受け入れてくれる仲間と過ごすようになる。いやむしろ、私より変わった奴のほうが多かったな。
とにかく、これまでになく楽しく、いろいろなことに没頭できる学生生活だった。
無事に国家試験も就職試験も通り、その後、学生時代からの長い付き合いだった、私と結婚したいという物好きな同級生と結婚して…なんか、やっと「普通」になれた感じだった。

今にして思えば、小中学校時代って、周りから勝手に誤解され続けていた「暗黒時代」だったな……潰されずに逃げ切れて良かった。
別に、突出した才能があったわけじゃないのだけど、彼らの価値基準には合わなかったのだと思う。

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