できそう？

重力波の検出は、すでに出来ているニャ。
　大きなエネルギーの現象では、でしょ。
問題は、日常的に発生している微小な重力波の検出が困難な事なのニャ。
レーザー干渉計型重力波検出器では、まだ大きなイベントによる大きな重力波しか検出出来ていないのは残念ながらその通りニャ。
　ならば、発想の転換が必要では…。
微小な重力波を圧力の伝播として、検出を試みるのニャ。
　これまでの検出器では、エネルギーの大きな重力波しか対応できないって諦めていた…。
そういう事だニャ。
でも、量子論を援用すれば、微小な重力波の検出可能な素子を作れるのではないかニャ。
　例えば、微小な重力波による圧の変化も検出出来る圧電素子が開発出来るなら…。
不可能ではないはずでニャ。
電子の波としての性質を、微小な重力波の検出に使えるのではないか…。
電子の波の揺らぎとして、微小な重力波の検出を出来る可能性はないのかニャ。
　レーザー干渉計型重力波検出器を望遠鏡とすると…。
微小重力波検出器はさしずめ分光光度計に当たるかもニャ。
　もし可能になるならば…。
重力波分光学とでも、言いえる新たな分野が開拓される事になるかもニャ。