膨張宇宙論が現在の天動説、ダークマターやダークエネルギーが現在のエカントや周転円と見る事が出来るのニャ。
エカントは、 天体の見かけの速さの変化を円運動で説明するために、古代ギリシャ天文学で用いられた、数学的な概念ニャ。
周転円は、回転する円の周囲を回転する小さな円で惑星の不規則な動きを説明するためにプトレマイオスの理論に導入され、惑星はこれらの小さな円の上を動いていると仮定されたニャ。
ダークマターの正体がダークエネルギーの質量であるばかりか、膨張宇宙もまた宇宙定数のいたずらだとしたらどうニャ。
つまり、赤方偏移は宇宙定数のいたずらだとしたらどうだろうって事ね。
定常宇宙論が、現代の地動説となるのニャ。
アインシュタインの有名な式、E=MC²でダークエネルギーとダークマターが結び付けられるニャ。
さらに、ダークエネルギーに宇宙定数を代入するニャ。
アインシュタインによれば、宇宙定数は引力と大きさが同じで反対向きの作用であり、引力と加速度は区別がつかないのニャ。
ならば、宇宙定数もまた加速度と区別がつかないはず…だよね。
物理では、遠くを見る事は過去を見る事ニャ。
光の速度は、有限だから…。
遠くの天体の光ほど赤方偏移が強いと言う現象は、宇宙定数が加速度と区別がつかないと置けば説明可能になるのニャ。
当然、観測された全ての赤方偏移が宇宙定数で説明可能となるよね。
遠くを見る事が過去を見る事であるならば、遠くの天体ほど赤方偏移が強く近くの天体ほど赤方偏移が弱いなら宇宙は減速していると説明する方が一貫性があるのでニャ。
遠くを見る事が過去を見る事になる一般的な事実と、遠方の天体ほど赤方偏移が強い観測結果は未来の出来事とする仮説の矛盾は…だニャ。
膨張宇宙を前提しなければ解決できない…。
つまり遠くを見る事が過去を見る事と言う大原則を貫くなら、だニャ。
宇宙は減速して今は見かけ上は定常状態にあるように見えていると言う結論こそが、正しい…。
そして、引力と加速度と区別がつかないように、宇宙定数もまた加速度と区別と仮定するニャ。
観測された赤方偏移はことごとく、加速度と勘違いされた宇宙定数のいたずらとなる。
一貫した説明が定常宇宙論なら出来るが、膨張宇宙論では出来ない。
よって、膨張宇宙論は現代では天動説の立場となり、定常宇宙論こそが現代の地動説の立場になるのニャ。
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