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2022年10月31日18:48

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映画「貞子DX」見ました

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10月28日公開の映画「貞子DX」を初日に見てきました。なんかマツコデラックスみたいだなと思ったら「さだこでぃーえっくす」と読むみたいですね(笑)。タイトルからわかるとおりあのホラー作品「リング」のキャラクター貞子を題材にした映画です。
わたしと貞子との出会いは古くまだ「リング」が有名になって映画化される以前のTVスペシャルでした。ラストで呪いのビデオを見てしまった子供を助けるため自分の親(おじいちゃん)にビデオを見せに行くところで終わるというあの素晴らしいラストを見て感心したものでした。ところがそんなもの見たことを忘れてしまっていて「リング」が映画化されたときに思い出したとというわけなのです。続編の「らせん」も同時上映されるという事で気になったので原作を読んでしまいましたよ。”呪い”を天然痘ウイルスと絡めて科学的視点で描いているのが非常に面白く最後は出版物になってさらに拡散していくところで終わっていた覚えがあります。
で、その後もリングや貞子関連の映画は国内、海外で作られていましたが一切見ていません。ところが今回30年近くたって世の中にSNSが普及してそれこそ動画なんかあっという間に世界中に拡散する時代に貞子の”呪い”がどんな風に描かれるのかちょっと興味がありました。

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最初のティザーのチラシです。キャスト以外何の情報も載っていません(笑)。

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そして、一番上が最新のチラシです。小芝風花演じるIQ200の大学院生一条文華が「ビデオを見た人は24時間以内に突然死する」という呪いと対峙することはわかりました。
初日に行ったのですがさすがにもう人気もないコンテンツなので2、3人しか観客がおらずかえって怖かったです(笑)。

なんでも科学で解明できるという文華にTVで共演した人気霊媒師のKenshinが今起こってる呪いのビデオを見たものが24時間後に突然死する事件を解明してみろとそのビデオを渡す。相手にしなかった文華だが妹の双葉がそれを見てしまい24時間以内に謎を解かなければならなくなってしまいます。今回ビデオを見て呪われた人にしか見えない白い服を着た貞子が迫ってくるのですがその顔はその人の知ってる人物になるのです。双葉は静岡のおじさんに見えてたし母親にはなくなった父親という風に。
今の時代に合わせたら映像は動画ファイルであっという間にえらい事になるはずでありあの「らせん」のテーマからしたらこんなに貞子のおもうつぼなことはないのですがそうじゃないんですよね。ビデオテープでそれをわざわざビデオデッキに再生して見るという。
事件を調べている途中で知り合った呪いで死んでしまった依頼者と一緒にビデオを見てしまった王子様占い師の王司と共にいろいろと調べる文華はKensinにお祓いしてもらうという王司と3人でビデを見てしまうことに。やがて時間が来ても王司は死ななかったのです。文華は大勢でビデオを見ることで呪いは回避できると考え双葉に連絡して母親と共にビデオを見ることで双葉は助かるのです。
ところが3人で見たはずのKenshinが死んでしまい呪いは大勢で見ても解けないことがわるのです。この時、文華はSNSで大勢で見る方法を拡散したと言ってたのでそれによって被害が広がることになる!と思ったけどそこにはあまり触れられませんでした(笑)。
で、結局なぜ昔は死ぬまで1週間だったのが24時間になったのかという疑問などからいろいろと検討し最後は24時間以内にもう1回ビデオを見ることで呪いを回避できるという結論にたどりついたのです。
ということでラストは毎晩、呪いのビデオを見る登場人物たち文華、双葉、母親、王司のコミカルな姿を描いてエンドタイトルになります。
つまりウイルス=呪いは生き残るための人類との共存を終結点にしたのだと。まさに新型コロナウイルスと共存しWITHコロナの世の中に生きている現代のごとく「WITH貞子」がこの映画のオチだったというわけなのです(笑)。いろいろと細部に思うところはたくさんありましたがこのオチだけでもおもしろかったんじゃないかと思いました。
そしてエンドタイトルが終わった後に映画館の席が映され驚く観客で締めくくります。つまり映画館の後ろに貞子が現れたという体なわけです。これは監督が編集段階で思いついたそうであとでわざわざ撮り足したんだとか。

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パンフレットです。買った時にちっちゃ!と思ったのですがVHSテープのデザインでそのサイズになっているんですね。

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裏面もVHSテープデザインですし横には「COPY」と書かれています。このアイディアはすごくおもしろいと思ったのですが・・・読みにくいわ!
小さいだけにページ数は58Pもあり内容的にはストーリーとか小芝風花と王司役の川村壱馬の対談や監督のインタビュー

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そしてこれまでの貞子の紹介やプロダクションノートなどいろいろ載っています。
そういえばこの映画の脚本は「仮面ライダーエグゼイド」「仮面ライダーゼロワン」今は「仮面ライダーギーツ」のシリーズ構成・脚本の高橋悠也さんがやっているんですね。

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劇場グッズはこんな感じでいろいろとありましたが。

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「チェンジングクリアファイル」だけ買いました。

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井戸の背景に見る角度によって貞子が現れるようになっています。そして裏面は井戸の中から見ているような構図になっており円状の井戸の外の部分にはファイルに挟んだものが見えるようになっています。









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