腐海の沼から引き上げたオーディオ機器のマニュアルを見ていたら、15年前に買ったアンプとスピーカーが「バイワイヤリング接続」というものに対応していることがわかった。
「何それおいしいの」と思ってぐぐると、
「ウーハーから発生する逆起電流が中高域の」
とか、
「HFとLFを独立したケーブルで接続することによって」
とか、
「ダンピングファクターが高くなって、とくに低域が」
とか。
わからんわ🤬
専門用語を全部捨てて、かつ思い切りかいつまむと、「スピーカーの後ろの端子が低音と中高音専用に分けてある。それを別々の電線でアンプにつなぐと、何かいいことがあるらしいよ」という話のようです。
何も難しいことはないので、やってみた。
結果、「いいコトあったみたい
」でした。
音がハッキリ聞こえる。音楽よりも、お仕事のインタビュー音声をかけると一聴瞭然。モヤモヤした声ががスッキリ整理されて、聞きやすくなってます。
あと、音源が近くで鳴っている感じ。どうせBGで聴いている(=大音量でない)から、迫力がどうのとか音場の形成がどうの的な話ではないです。ただ、今までよりも「俺のすぐ前で演奏している」感があり、それが心地よい。
うちの場合、「バイワイヤリングにしたから」でなく、いろいろな付帯状況から改善した要素がありそげです。が、まぁそれは置こう。10年単位ぶりにオーディオのことに触ったので、そのことがなんか嬉しい🙃
気をつけるべきは、これをきっかけに「じゃあコレを試したらどうなるか」の連鎖に取り込まれて、数十年前の「オーディオマニア」に戻ってしまうこと。
そういうのはもういいです。
大事なのは、「音」じゃなく「音楽」を快適に聴くこと。重厚長大なシステムから今のセットに置き換えた時の気持ちを忘れず、これからもゆるく聴いていきます。
それにしても、よく鳴るね
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