田浦第２術科学校

　１０月１５日（土）は田浦にある海上自衛隊第２術科学校の３年ぶりのオープンスクールを見学したことについて記します。以前は横須賀サマフェスと同時開催だったのですが、数年前から別開催となりました。なお第２術科学校は艦艇の機関及び情報処理・語学を学ぶ学校です。

写真左：潜水医学実験隊ツアー　恒温水槽内で訓練中の潜水員
写真中：行進展示の学生
写真右：厚生センターから「えのしま」公開が行われていたＮＰ−１桟橋　その左上が船越桟橋、右上が海保桟橋

　潜水医学実験隊の見学ツアー整理券が先着順で配布されるとのことで、0900開場前の0813に田浦駅に到着したところ40番目位でした。以前よりとても混雑です。

　予定を早め0850に開場となり、0930からの潜水医学実験隊見学ツー整理券を確保し、まずはＮ−１桟橋に係留されている、掃海艇「えのしま」を見学してきました。10名程度のグループで前部甲板、艦橋、後部甲板と甲板を１周するものでした。
　
　
　
　
　

掃海艇から長浦港内の眺め
　
　
　

　以上15分ほどで退艦しました。
（左）掃海艇えのしま全景
（右）巡視船あしたか　公開されていましたが時間の都合、断念しました。
　

（左）隣の海保桟橋から出港した巡視艇はかぜ
（右）海保桟橋に係留されている大ベテランの巡視船たかとり
　

　0930〜1000は潜水医学実験隊ツアーに参加し、深海潜水訓練装置、恒温水槽を見学してきました。

（左）深海潜水訓練装置　この中で潜水深度450mの飽和潜水訓練を行い約30日過ごします。
（右）深海用の潜水服
　

（左）恒温水槽棟
（右）恒温水槽内　水深10m
　

（左）恒温水槽と訓練中の潜水員
（右）移動ベル　水中でも黄色のベル部に空気がたまるので緊急的な呼吸や通信が可能
　

　その後は学校内を見学して回りました。なお、史料室が整理券方式となっており、ちょうどよい時間が確保できず見学できませんでした。また飲食は禁止で厚生センターの食堂も閉鎖されていました。

横須賀病院教育部
　

内燃実習場　ディーゼル分解組立
　

第２ガスタービン実習場　運転展示
　

（左）ガスタービン講堂　操縦体験
（右）電機・応急実習場　応急工作展示
　

1045〜1130は横須賀音楽隊演奏会
　

1145〜1200は行進展示
　
　

　夕方から所用があったので、以上で第２術科学校から撤収し、田浦発1221の電車で横須賀に向かい、ヴェルニー公園から帰国したばかりの「いずも」と里帰りした「ひゅうが」を眺め、横須賀発1255の電車で帰宅しました。しかし、逸見と吉倉にこの２隻が並ぶと壁ですね。
　

　以上、いつもながら、見学するにはサマフェスより楽しいオープンスクールでした。