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2022年10月17日17:13

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「グリンゴ/最強の悪運男」「存在のない子供たち」「罪の声」「ランナーランナー」

 …昨日から今日の話し。

 昨日、日曜日。
 午前中、DVDでナッシユ・エドガートン監督の「グリンゴ/最強の悪運男」と、ナディーン・ラバキー監督のフランス・レバノン合作映画「存在のない子供たち」を。
 昼から、同じくDVDで土井裕泰監督の「罪の声」を観ました。

 そして、今日。…正午まで、アルバイト。
 帰りに、御成門のみなと図書館へ行く。

 帰宅後、DVDでグラッド・ファーマン監督の「ランナーランナー」を観ました。



 ☆「グリンゴ/最強の悪運男」(2018)監督 ナッシュ・エドガートン 出演 デヴィッド・オイェロウォ、シャーリーズ・セロン、ジョエル・エドガートン、アマンダ・セイフライド、タンディ・ニュートン、シャールト・コプリー、ハリー・トレッダウェイ、アラン・ラック、パリス・ジャクソン

 朝から晩までマジメに働いたのに、もうすぐクビ!!
 友だちだったはずの経営者に騙されたうえ、妻には離婚される始末……。
 パッとしない負け犬人生を歩んできたけれど、さすがにこれほどのどん底は初めてのハロルドは、極悪モンスター上司のリチャードどん底エレーンへの復讐を誓う。
 出張先のメキシコで偽装誘拐を演じ、身代金5億円を奪うという、生涯初の悪事を企てたのだ。ところが、ハロルドが死ねば、会社に保険金が入ることに気づいたリチャードは殺し屋を雇う。
 果たして、貯めに貯めた悪運を爆発させた。ハロルド一発大逆転の切り札とは?


 なかなか面白い発想のブラック・コメディでしたが、如何せん話しがゴチャゴチャし過ぎてイケマセン。
 もう少し、ストーリーを整理したほうがヨロシイと思います。

 キャスティングが妙に贅沢で、もったいない。…それぞれのキャラクターは面白いのに、主役であるデヴィッド・オイェロウォ演じるハロルド、ハナシを引っ張っていけるだけのパワーが不足している!



 ☆「存在のない子供たち」(2018)監督 ナディーン・ラバキー 出演 ゼイン・アル・ラフィーア、ヨルダノス・シフェラウ・ホルワティフ、トレジャー・バンコレ、セドラ・イザム、ファディ・カメラ・ユセフ

 わずか12才で、裁判を起こしたゼイン。訴えた相手は自分の両親だ。裁判長から、「何の罪で?」と聞かれたゼインは、まっすぐ前を見つめて「僕を産んだ罪」と答えた。
 中東の貧民窟に生まれたゼインは、両親が出生届けヲも出さなかったために、自分の誕生日も知らないし、法的には社会に存在すらしていない。
 学校へ通うこともなく、兄妹たちと路上で物を売るなど、朝から晩まで両親に働かされている。唯一の支えだった大切な妹が11才で強制結婚させられ、怒りと悲しみから家を飛び出したゼインを待っていたのは、大人たちが作った さらに過酷な “ 現実 ' だった……。


 移民… 難民… この移民政策、難民問題は、フランスだけではなく、イギリスもイタリアもヨーロッパ全土をおおう重大な問題だと思います。

 この映画は、じつに重かったぁッ! 監督の視線は終始厳しく、見ていてほんとうに胸が痛いです!


 『大人たちに聞いてほしい。
  世話できないなら 産むな。
  僕の思い出は けなされたことや
  ホースやベルトで 叩かれたことだけ。
  いちばん優しい言葉は “ 出ていけ クソガキ ”
  ひどい暮らしだ。
  なんの価値もない。
  僕は 地獄で生きている。
  最低の人生だ。
  僕だって 
  人に役に立つように生きたかった。
  でも
  神さまが望んでいるのは
  僕たちがボロ雑巾でいること。』



 ☆「罪の声」(2020)監督 土井裕泰 出演 小栗旬、星野源、松重豊、古舘寛治、宇野祥平、篠原ゆき子、桜木健一、浅茅陽子、佐藤蛾次郎、佐川満男、宮下順子、塩見三省、正司照枝、若葉竜也、須藤理彩、市川実日子、火野正平、宇崎竜童、梶芽衣子

 35年前に起きた食品会社を標的とした脅迫事件は、警察やマスコミを翻弄し続け、日本中を巻き込んだ衝撃的な日本犯罪史上初の劇場型犯罪となった。しかし犯人グループは忽然と姿を消し、事件は解決することなくそのまま時効を迎えた。
 大日新聞記者の阿久津英士は文化部記者ながら、この “ ギンガ・萬堂事件 ” を取り上げた特別企画班に入れられ、戸惑いつつも取材を重ねていく。
 一方、京都でテーラーを営む曽根俊也は父の遺品の中に古いカセットテープを発見し、自分の声が “ ギン・萬事件 ” で使われた脅迫テープの声と同じことに気づく。
 知らないうちに事件に関わってしまったことに罪悪感を抱きながらも、なぜ自分の声が使われたのか、その謎を解き明かすべく自ら事件を調べ始める曽根だったが……。


 近年になく、かなり出来の良いサスペンス・ミステリ映画でした!

 小栗旬も、星野源も、ハマっている。脇を固める役者たちも充実していて、かなり見応えがありました。

 …とても、佳かったと思います。オススメ。


    『知らんほうが ええことはある。』



 ☆「ランナーランナー」(2013)監督 グラッド・ファーマン 出演 ジャスティン・ティンバーレイク、ジェマ・アータートン、ベン・アフレック、アンソニー・マッキー、オリヴァー・クーパー、ジョン・ハード、サム・パラディオ、ベン・シュワルツ

 プリンストン大学の天才学生リッチーは、オンラインポーカーで大負けし、学費を全額失ってしまう。しかし、サイトに疑念を抱いた彼は、みごとシステムの不正を見抜くと、大胆にもカジノ王として知られるサイト・オーナーのブロックのもとへと直談判に出向く。
 意外にも、ブロックはリッチーの抗議を受け入れ、お詫びとして賭けた金の返済と残りの学費の肩代わりを申し出る。さらに、リッチーの才能を高く評価したブロックは、彼をカジノ経営へと誘う。
 こうしてある日、突然、札束が飛び交う別世界へと足を踏み入れ、すっかり有頂天のリッチーだったが……。


 …ん〜、まぁ面白かったんですけれども、ギャンブル自体にまったく興味のないワタクシとしましては、たいして楽しめませんでした。

 まぁ、ねぇ、オンラインカジノってのは、つい最近、どこぞの地方のニュースで騒がれて、話題になったんで、な〜んとなく知ってたけど。

 …どうも、カジノだのギャンブルだのを通して得たおカネって、あぶく銭にしか思えず、派手なパーティーとか見ていてゲンナリしちゃった。(笑)
 ま、無粋なヤツとお笑いくださいまし。
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