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2022年10月14日01:11

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女性誌の「ちむどんどん」バッシングには呆れた

女性自身「『ちむどん』スピンオフ放送決定も「モネ、カムカムもなかったのに」と不要論噴出」
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c9f63b4009d316612c5eb8b57c104a044021059


女性誌の「ちむどんどん」バッシングには呆れました。

「ヒロイン・暢子のKYぶりや賢秀の借金キャラなど、視聴者の共感を得られない展開が最終回まで続きました」とありますが、「カムカムエヴリバディ」のるいは暢子とは比較にならないくらいのKYですし、ひなただって五十嵐を切り捨てた割にはとうとう2025年まで誰とも結婚しなかったという不思議な登場人物。

るいは、地方財閥と言い切ってもいいくらいの資産家・雉真家の血統上は次期後継者だった人物。
そのため、千吉は母親の安子から取り上げてまでして雉真家の人物として育てようとしますが、最終学歴は公立高校中退という異常な人物。
(番組の描写では高卒のように見えますが、公式設定は公立高校中退)

るいは大阪に行きますが、「カムカムエヴリバディ」で厄介なところは、勇は使用人上がりの雪衣と結婚し、雪衣は数か月後に昇を出産します。
母親が実の子を後継者にしたがるのは、応仁の乱のきっかけの一つでもあったように古今東西よくあったこと。

そのため、るいが大阪で働いた場合、「何故、雉真家の娘が公立高校中退して大阪で働いているんだろう?」と周囲から疑問の目で見られる可能性は大いにあり得ましたし、特にるいは額に傷のある設定です。
雪衣が自分の産んだ子・昇を雉真家次期後継者にしようと画策し、額の傷がついているのはそのため、と「邪推」されでもしたら、雉真繊維のイメージダウンになりかねません。
(ドラマを見た方ならお分かりですが、幼少期に事故でついたもの、と医師の診断書を元に事実無根と反論することは可能ですが、噂が流れるだけでも雉真繊維のイメージダウンでしょう)

るいは18歳になればそれぐらいわかるはずですが、それでも大阪に出て行ってしまいます。それだけでも十分KYでしょう。暢子どころか賢秀と比較してもKYです。
勇は雉真繊維を守るため身を挺してでも、るいの大阪行きを阻止しなければいけないはずですが、そういう描写はありません。そのため「脳筋」ではないかと疑いの目で見ていました。
(雉真繊維は同族企業の体質ですので、野球ブームや高度成長時代に乗って成功したと考えれば、本人が英明でなくても反映させることは可能でしょう。事実、徳川将軍は英明とは言い切れない人物が数名います)

るいはその他にも、結婚や子供が産まれた報告を実家にしていない等の奇行を行っており、十分KYです。

「ちむどんどん反省会」はネットでよく出てくるほどでしたが、「カムカムエヴリバディ反省会」は目立っていないことを考えると、暢子がKY、というのはダブルスタンダードだと思えます。

また、「賢秀の借金キャラ」については、朝ドラでは借金をする登場人物がいてはいけないのだろうか?と思ってしまいます。

「おちょやん」がバッシングされた理由の一つが貧乏くさいおやじばかり出てくるというものがありましたが、「おちょやん」の前の「エール」の主人公・裕一の実家はむしろ裕福。主要登場人物・鉄男の親は夜逃げしたので貧乏ですが、まさか主要登場人物の家族に貧乏な登場人物がいてはいけないのか!?と思えます。
これでは、脚本家はドラマを書けないのではないでしょうか?
正直白眼視したくなる意見です。
(「おかえりモネ」だって、及川新次という推定億単位の借金をしている登場人物がいます)


ただ、不思議なのは、推定数百万以上の借金をしている矢作は、賢秀のように大々的にはバッシングしていないこと。
「店長」の暢子に対して、「おい」、「お前」といった暴言を繰り返し、料理人以外の仕事は一切しない、とか「ちむどんどん」開店直後に不平不満をいうKYぶり。

女性誌読者層の人にとって、矢作はKYではないのでしょうか?

賢秀は役者までバッシングしてネット上で大きく取り上げられるくらいでしたが、矢作バッシングの記事は見たことがありません。
「カムカムエヴリバディ反省会」はもしかしたらあるのかもしれませんが、少なくともネットで大きく取り上げられてはいません。

「ちむどんどん反省会」と共通点が見られるため、「ちむどんどん反省会」の主体は女性誌読者層ではないかと強く推測しています。

ズバリ本音を書いてしまうと、女性週刊誌はNHKに昼ドラをつくるよう要望して欲しいと思います。そうすれば朝ドラが「女性の一代記」として良質化されるので私個人にとっても嬉しいです。


「ちむどんどん」のドラマは矢作溺愛や歌子の病弱設定がコロコロ変わるなど、いろいろ問題点があったドラマでしたが、原案は、沖縄北部・山原の極貧家庭に生まれ育った四兄妹が、兄妹の力を合わせて成功するドラマを、ヒロイン・暢子の視点で描くドラマだと思っているので、原案そのものは面白かったドラマだったと推測しています。

ドラマについても、4〜6月までは、5段階評価で4〜5でした。

本質的には沖縄を舞台にした良質な家族愛のドラマだと思っているので、その意味で私はスピンオフは大歓迎です。



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