・後宮の烏《3》
最近、書店では「後宮」をタイトルにした小説やコミックス(小説の漫画化か)が並べられているけど、中国王朝をモチーフにした、いわば女性版異世界ブームと見ていいのかな。
「後宮の烏」も、その中の一つだろうと思い、内容はまったく知らなかった。玉の輿というか、町娘が皇子に見初められるが、嫉妬渦巻く後宮で苦難を乗り越え……的な内容を想像していた。
人面の鳥の登場で、ああ、「十二国記」のようなファンタジー方面か。(『彩雲国物語』は、どんな設定だったか忘れてしまったm(-_-;)m)
意外と化けの皮が剥がれるツンデレなヒロインw
「けちょう→化鳥」、「ゆうき→幽鬼」、「うひ→烏姫」かな? 原作小説を読めば一目了然だろうが、セリフだけ聞いても何となくわかった。「うひ」は「烏龍茶」の「う」から連想。
この作品も、中国のある時代をモチーフにするのだろう。いつの時代を想定したストーリーになるのか。宮廷以外にも、町並みや庶民の生活・風俗、商工業や農林漁業、軍事など、どう描かれるのか(他の異世界・なろう系の世界観は結構いいかげんだが(^_^;))。
キャラクターデザインは、全体的に華やかさがないな。皇帝の高峻は美男というほどのキャラデザではない。衛青はキルヒアイス的な立場かなと思ったら、宦官だって(^_^;)。
P.S.
書店で文庫を見てみた。
「うひ」は「烏妃」。そうでした。後宮は妃だ。
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