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2022年09月17日19:54

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さかなクン自伝

今日はテアトル新宿で「さかなのこ」を観てきました。

監督:沖田修一

配役(役名):のん(ミー坊)、西村瑞季(ミー坊幼少期)、ミチコ(井川遥)、三宅弘城(ジロウ)、田野井健(スミオ)、柳楽優弥(ヒヨ)、中須翔真(ヒヨ幼少期)、夏帆(モモコ)、増田美桜(モモコ幼少期)、磯村勇斗(総長)、岡山天音(カミソリモミー)、宇野祥平(ペットショップ海人の店長)、鈴木拓(鈴木先生)、島崎遥香(行崎ゆりえ)、賀屋壮也(飼育員の酒井)、豊原功補(歯医者)、さかなクン(ギョギョおじさん)他。

幼いミー坊は大の魚好きで、母ミチコに連れられてやって来た水族館でタコに夢中になり閉館時間ギリギリまでタコに釘づけになっていました。
ミチコに魚貝の図鑑を貰って帰宅します。
見るのも好きなら食べるのも好きで、食卓には毎日のように魚料理が出ていました。
ミー坊は同級生のヒヨと学校帰りにギョギョおじさんという風変わりな男性と遭遇しますが、ヒヨは気味悪がってミー坊を連れて逃げてしまいます。

ミー坊一家とヒヨは海に行き、海でタコを捕まえます。
ミー坊は家でタコを飼うと言い出しますが、父ジロウはその場でタコを〆て料理して皆でタコを食べます。

雨の日にミー坊は再びギョギョおじさんに遭遇し、魚の事を教わり家に遊びに行く約束をしますが、ジロウは会ったばかりの男性のところに行くのを猛反対しますが、ミチコは夕方までに帰るのを条件に許します。
ギョギョおじさんの魚の知識は豊富でしたが、他の事には興味がなく就職に失敗し無職でした。
2人は時間を忘れて魚談義に夢中になり、気が付くと夜になっていました。
そしてジロウとミチコと警官がやって来て、ギョギョおじさんは誘拐の容疑で連行されてしまいます。

ミー坊は高校生になり、ギョギョおじさん宅を訪ねてみましたが売却地になっていて、残されていたのはハコフグの被り物だけでした。
ミー坊は校内新聞なるものを学校の掲示板に張り出していましたが、不良の生徒たちが自分たちの事を勝手に書いたと腹を立てますが、ミー坊はどこ吹く風でした。
不良の早朝の父親が漁師で、つがいのカブトガニを捕まえ、ミー坊は理科の教師鈴木からカブトガニの飼育の手伝いを頼まれます。

ミー坊たちはカブトガニを連れて漁港に行き、釣った魚を〆て刺身にして食べているところに別の不良グループがやってきます。
そのグループのリーダー格の少年はヒヨでした。
2つのグループは喧嘩を始めますが、いつの間にか仲良くなってしまい、アオリイカ釣りに熱中します。

ヒヨはいつまでもこんな事はやっていられないと東京の大学を目指して勉強を始め、ミー坊に魚の研究者を目指すなら勉強するよう奨めますが、ミー坊は勉強は大の苦手でした。
三者面談で担任は不出来な科目を頑張るよう促しますが、ミチコはミー坊には自由にさせると答えます。

カブトガニの人工孵化に成功し、ミー坊は表彰されマスコミの取材を受けます。
ミチコはミー坊にもっと魚の事を知る為に海に出るよう勧め、ミー坊は海釣りに精を出します。
高校を卒業したミー坊は水族館の実習生として働きだしますが、魚の観察に夢中になり、仕事を忘れたり、ミスを繰り返して飼育員の酒井にこの仕事は向いていないと言われ、今度は寿司屋で働き始めますが、これも身が入りません。
欝々とした気分でミー坊はスナックで飲んでいると小学校の同級生だったモモコと再会します。
モモコから歯医者を紹介され、歯医者は患者を和ませる水槽と魚選びをミー坊に頼みますが、ミー坊は力作を作ったつもりでしたが、歯医者の望むものではありませんでした。
水槽と魚を調達したペットショップ海人の店長からウチて働かないかと声をかけられ、ミー坊は海人で働き始めます。

TVディレクターとなつていたヒヨから呼び出されたミー坊はヒヨの恋人ゆりえと食事をしますが、ゆりえは常人離れしたミー坊に機嫌を損ねて帰ってしまいます。
しかし、昔と全く変わっていないミー坊にヒヨは安心さえ覚えるのでした。
ミー坊は1人暮らしをしていて、アパートに帰るとモモコが娘を連れて待っていました。モモコは男に捨てられて行き場をなくしていて、その日からミー坊の同居人となります。
不思議な関係がしばらく続きますが、モモコはミー坊の負担になっていると感じて、ミー坊が仕事に行っている間に出て行くのでした。
やけ酒を飲んで二日酔いでミー坊は魚屋のシャッターに魚の絵を描きあげます。
その店は総長の実家で、ミー坊は総長と思わぬ再会を果たします。
そして総長はミー坊をパブスナックに誘いますが、そこは不良仲間だったカミソリモミーこと籾山が寿司屋として営業している店でした。
店構えがスナックのままなので籾山はミー坊に壁に魚の絵を描くよう頼みます。
絵が完成し、店が再オープンすると店は大繁盛し、そこへミチコがやってきます。
ミー坊はイラストレーターとして絵を描く仕事を請け負った事を道子に報告するとミチコは喜びますが、実は自分もジロウもスミオも魚が苦手だった事を告白します。

ヒヨはミー坊に魚を紹介する番組出演を依頼し、最初は戸惑ったミー坊でしたが、番組が始まると自由に話し出すミー坊に視聴者は魅せられ、me坊は一躍人気者となるのでした。

さかなクンの自叙伝「さかなクンの一魚一会 まいにち夢中な人生!」を基に脚色を加えてさかなクンの半生を描いています。
自由奔放で、いきり立っている人たちもいつの間にかミー坊のペースに巻き込まれてしまう摩訶不思議な物語でした。
のんの横顔がさかなクンの顔に見えてきて、すっかりさかなクンに成りきって演じていました。

公式URL
https://sakananoko.jp

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