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2022年09月08日04:08

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「平成のホームランボールはどこへ飛んだか?」

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ヤクルト村上宗隆が、王貞治のシーズンホームラン記録に挑んでいる。先日は野村克也と落合博満の記録を塗り替えて話題になった。
ところで王、野村、落合の3人は、いずれも昭和の選手だ。
平成の選手はどうした?
もちろん平成の時代にも、和製ホームランバッターは数多くいた。ゴジラ松井を筆頭に、広島の江藤、中日の大豊、ヤクルトの池山、横浜の筒香、ダイエーの松中、近鉄の中村紀、オリックスの高橋、日本ハムの小笠原、そして西武の清原。
なぜ30年間もの空白が生じたのだろう?平成のスラッガーたちは、何をやっていたのだろう?
王貞治のホームラン記録が語られるとき、必ず出てくるのが「当時の球場は狭かった」と言う言葉だ。しかし、今の選手は体格的に圧倒しているし、何よりも試合数が増えているから単純な比較はできない。

いま、私の頭の片隅にあるのは、「イチローの出現、バースの幻影」という言葉だ。
イチローの出現以降、日本球界は素質あるスラッガーにはシュアなバッティングを求める指導をしすぎたのではないか?
いっぽう、ホームランについては外国人助っ人頼みにして6番、7番あたりを気楽に打たせる打線も増えた。
その結果、平成時代には、バレンティン、タフィ・ローズ、カブレラの3人が王貞治の記録をクリアしている。記録に及ばないまでも日本ハムのウィルソンや阪神のフィルダー、広島のラロッカ、ロッテのアグバヤニなど個性的な一発屋助っ人も多く来日している。

令和の時代も向こう30年は続くに違いない。次のホームラン記録は誰の手に委ねられるのだろう?

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ところで今シーズンは、アメリカ大リーグでもヤンキースのアーロン・ジャッジがロジャー・マリスのシーズンホームラン記録に挑んでいる。マリスは日本でいう昭和の選手で、マリスの前は伝説のベーブ・ルースだから、やっぱり「平成」は記録に縁がない。
いや、いるんです。マーク・マグワイア、サミー・ソーサ、バリーボンズの3人が。しかし、3人とも薬物使用の疑惑があり、そこは今なおグレーゾーンになっている。
まずは村上とジャッジ、令和のホームランアーティストの記録達成を祈りましょう。
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