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2022年08月18日22:17

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新宿末廣亭 八月中席 夜の部

「新宿末廣亭 八月中席 夜の部」

行ってきましたー!

神田伯山主任!おめでとうございます。
桂南楽さんの二ツ目昇進祝いもありました。
もちろん「神田伯山ティービィー」始まってますー!

末廣亭は経営が厳しいらしくクラウドファンディングをされていて、
チケットはぴあで、通常チケットに加え、クラファン付きチケットも販売していました。
通常チケット申し込みしたので当たらないとかと思ったら、ちゃんと当たりました。よかったです。
人気番組は当日とても並ぶので、事前チケット購入できるのは助かります。手数料かかるのはやだけど。
整理番号付き。結局番号順には並ぶので、指定席だとよりよいかもしれません。
とはいえ、指定席ではなかったので、3桁近くの番号でも、3列目上手寄りのいいとこに座れました。わーい。めっちゃよく見える。

16時50分頃から

「文治こわい」空治→師匠をいじる
「饅頭こわい」鷹治→いじったものを取り込む
ねづっち→「牡丹灯籠」「三遊亭圓朝」というお題に慌てる
「松竹梅」南楽→あざとさがもはや売りになっている
「真田小僧」王楽→そこいらにいそうな現代感
ナイツ→揃いのスーツじゃない、色は共にグレーだけど。土屋さんのネクタイキラキラ。
「鈴ヶ森」文治→いじられたものを取り込む
「お見合い中」桃太郎→マイペースで、間に笑う
正二郎
「出世の高松」松鯉→声のハリが素晴らしく、聞かずにおれない雰囲気にさせる。それも穏やかに。道具屋の七六という男の貧乏長屋での描写で、「羊の毛を散らしたような雨が振っており、「いい雨だ」と呟いた」みたいなとこ!めっちゃ印象に残った。柔らかい、土地を湿らすだけのような雨が降ったんだなあ、雨にも「いい雨」があるんだなあ、と感心した。その時に長屋からの香の匂いに気づくので、雨の長屋の景色が匂いとともに感じられました。

〜仲入り〜

「お猿の艦隊」「赤ずきん」「珍妙幌馬車」頼光→活動弁士、昔の映像の奇想天外さに驚き
「鋳掛屋」夢丸→誰よりもつるんとはつらつとしたお顔
「権助提灯」小南→独特の、麻生さんのような喋り。顔もちょっと似てる。
東京ボーイズ→いろいろ工夫してる様を見た。受けてた
「お札はがし」伯山→圓朝がなぜ創作をしたのか、牡丹灯籠は25歳の時に作ったことなどに触れ、あざとい南楽さんに触れ、とはいえいろんな人がいていいと話す。
お札はがしは、恋した男のところにやってくる女と女中の幽霊の話。だから、その恋の怨念が本来の怖さかもしれないけど、伯山さんのは、男の下人のような夫婦のおみねがいちばん怖い。欲深いともいえない。お金が手に入れるのっぴきならないチャンスがあるから、男死んでも仕方ないよね?的なとこが、そりゃそうだよなとすら思わせる。伯山さんがそう思ってるんじゃないかな。おみねを演ってる時が一番活き活きしてる。お化けの怖さは感じなかった。
翌日の「お紺殺し」の方が怖いんじゃないかなー。
50分の長講。あっという間。

20時40分終了

2階まで満席。立ち見もいての、満員札止め。
両隣がやたらに笑うお客さんで、あんなに笑えたら楽しいだろうなあ。
お客さんは、老若男女だけど、おじいさんは少なめかもしれない。

真打興行以来に見た伯山さんは、より一層堂々としている。
堂々とはしているけど、懸命に高座をされているんだな、と感じました。

来年の通しのやつ、聞けるといいなーー

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