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2022年08月10日17:17

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自分の音楽仕事の客観的評論、その7.

痛郎 Ita-roh - だから、ですから、許して下さい (1990)

https://www.youtube.com/watch?v=Z8GPabkHLfA

SSE COMMUNICATIONSから出されたオムニバス「Galaxy & Nu Beauty」に 「だから、ですから、許してください」で参加。

僕は89年にイタローに参加しました。Gの天谷君(現ジェノサイド・ニッポン)と同時に。最初トリオでライブやって、その時見に来た元々のメンバーだった大橋君(今世紀になってGMOWや大家でお世話になってます)もやっぱり戻ろうってなって4人(痛郎第2期)のイタローが始まります。で、最初のスタジオ録音(未発表のを除けば唯一の、他リリースはライブテイク)なのです。
発売元は亡き北村さんのトランスレコードが代わったSSE。オムニバスCDで、他にはなんと島くん在籍時の、割礼も。その数年前から僕はハイライズなどで、第一期痛郎や割礼とも対バンしていた。それ言うなら北村さんのYBO2だってしょっちゅう対バンしていた気がする。〜割礼の島くんは言うまでもなく今は我がGMOWのドラマーです。

僕のいたイタローでは、このあと井手君レーベルから、オムニバス(4人だった、ゆらゆら帝国+Dep The Flag と3バンド)それからライブCD2枚をリリースしてるんだけど、なんかこの最初の1曲が感慨深くて。。
僕(ドラマー氏家)にとっては、痛郎がもっとも技術的に最高レベルのプレイしていたんじゃないかと思う。曲が複雑でプログレッシブな。この曲はまだ、あの日本ロック史上、最高クラスの曲複雑スタイルのバンドになって行く最初の過程だったよね。

前にも言ったかもだけど、僕はイタローで目指していたドラムスタイルは、「踊れる変拍子」なの。今聴いてもそれは感じられるから、最初から間違ってなかったんだと思います。僕のドラムから始まるグルーヴは、跳ねてるでしょう?

イタローふくめて、自分がやってきた音楽(バンド)って、今聴いてもちっとも古臭くないな。っていうか80年代以降のロックは、すでに焼き直しだったり過去のオマージュ要素入ってたりだから、もう2020年代にもなると、どれが古臭いとか新しいとかないんじゃないかな? なので痛郎も今聴いても十分聴けますよ。
ユーチューブでいろいろ聴いてみてください。とくに2枚のライブアルバムは、、
もう再現できないプレイが詰まってるから。

https://www.youtube.com/watch?v=WT26-zNkJrA
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