「婚活相手のデート経験の有無は気にならない」人の割合は?
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=95&from=diary&id=7059208
結論から言ってしまえば,「お見合い」と「婚活」で,デートの捉え方も違ってくる,と言うだけの話なのだと思う。
もちろん,恋愛結婚する過程でのデートも違う。
お見合いの場合,基本,1人ずつ。
婚活の場合,基本,複数案件が同時進行。
しかしどちらにも共通しているのが,恋愛で交際相手を決める時よりも,相手の情報が,より多く開示されていること。それを前提にデートして,細かい所を詰めてゆくのだから,手順的にも,手数はより少なくなる。そういうルールに乗ってやっているのだから。
恋愛からのアプローチの場合,デートは基本,情報の開示量の少ない相手から,情報を引き出したり人物を見極めたりする作業が伴う。だから,いろいろな形で接触し,相手の素性とか性格とか,その他もろもろの特徴など,自力で調べたり,やり取りしたりして見定める。そして,それは相手にとっても同じ。
長いこと生活の一部に関わるものを,探して見定める,と言う意味では,自分の暮らす場所を探す「物件探し」にも似ている。自力で好物件を探すか,人伝に頼んで紹介してもらうか,物件探しの専門の業者に相談に行くか,ネットに登録して探すか……そう考えると,婚活も分かりやすい。
自力で結婚相手を探す人にとっては,デートは基本的なツールだから,「デート経験の有無」「デートの回数」なんかにこだわっている場合じゃないわけで,興味を持った相手を,本当に付き合うに値する物件かどうか査定するには,デートを含め,何らかのアプローチは必要。用心深い人,がっちり選んでから付き合うと言うポリシーの人は,本気で付き合い始める前段階での接触回数も,情報収集作業も,かなり多くなるし,他方,「気に入ったら,とりあえず付き合ってみる(マジな査定は付き合いながら)」と言う人もいる。
だから,婚活でマッチングに頼るのって,事前に相手の情報を把握する手間も,本気で付き合い始める前に踏む手順も,そして,それに要する時間も,かなり節約できている。
恋愛結婚なら自力でやらなきゃならないことを,婚活ではこれだけ免除してもらっているのだから,その有難味を十分に認識して臨もうよ。
ログインしてコメントを確認・投稿する