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2022年07月27日10:35

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お盆って仏教なの?

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お盆は祖霊信仰である、自然宗教の考え方です。
祖霊信仰、自然宗教というのは仏教がはいってくるよりも前の宗教です。
神様は里に降り、亡くなった人は祖霊となり、御先祖様に手を合わせ、お盆には迎え火を焚く。
神道は自然宗教に近い宗教ともいえるだろう。
そこに、チベット仏教、原始仏教、インド仏教とは違う経路を通り、大乗仏教といわれる創唱宗教が中国から伝来し、仏様もやって来ます。
亡くなった方がお盆に帰って来るというのは、祖霊信仰に根づいた考え方ですが、
地獄には恐い閻魔様がいて、じゃあ地獄に落ちたら助からないの?…と、イャイヤお地蔵様がいるでしょう。
迷子になってもお不動様がいるでしょう。…と。
お盆には地獄の釜の蓋が開くと、色々な無縁仏や悪霊や、餓鬼も帰って来るため、生き物は殺すな、池や水の傍には近づくな。…と、言いますよね。
それらの霊のために施餓鬼供養をおこなう。…と、いうのは仏教の教えと混じっているからです。
なかでも浄土真宗は、より神道に近い考えだと言えるのではないでしょうか。
位牌は作らない、般若心経も唱えない、お盆さんに御先祖様を迎えるというよりは“阿弥陀様”に手を合わせ、浄土にいる御先祖様をよろしくお願いしますと御先祖様の安寧を願い、今の自分達の生活に感謝する催し(?)だと聞きます。

日本は本当にたくさんの覚えきれないほどの神様仏様がいらっしゃいますので、自分も時々分からなくなります。

話はそれましたが、お盆は自然宗教、祖霊信仰、創唱宗教のすり合わせと言えるのではないかと思います
不思議の国ニッポン(o´・ω・`o) 。

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