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2022年07月26日18:09

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新宿末廣亭 七月下席 夜の部

新宿末廣亭 七月下席 夜の部

柳亭小痴楽主任興行!
おめでとうございます!

そんなわけで、今回も、話題の枠を設けている小痴楽さん芝居。

17:45ゲスト交互
21日 立川こはる
22日 立川こしら
23日 三遊亭朝橘
24日 三遊亭好の助
25日 三遊亭とむ
26日 立川志の春
27日 立川談吉
28日 立川寸志
29日 三遊亭好一郎
30日 立川吉笑

18:55二ツ目交互枠
21日 笑福亭茶光
22日 瀧川鯉丸
23日 昔昔亭昇
24日 三遊亭花金
25日 雷門音助
26日 桂竹千代
27日 春風亭昇輔
28日 春風亭昇咲
29日 三遊亭遊七
30日 春風亭昇羊

ゲストは、定席寄席に出ない一門の方々だし、
二つ目は中入り後だし、演者の方々も、こちらも楽しい顔付け。

16時20分、昼席終わりに入り、8列目くらいの下手端っこ。
結果、この席失敗した。
みやすいんだけど、空調の真下で、時間が経つとめっちゃ寒い。
とっても暑い日だったので羽織りもの持ってくの忘れてたーー。あーーー。

ぜん馬「穴子でからぬけ」
信楽「時計店にて」
ナオユキ「スタンダップコメディー」暑い日のサラリーマン、飲み屋など
かけ橋「かぼちゃや」
南なん「粗忽長屋」
ねづっち「漫談」お題、オムライス、逸ノ城
とむ「落語免許センター」
笑遊「蝦蟇の油」
うめ吉「俗曲」
松鯉「屏風の蘇生」

仲入り

音助「転宅」
遊雀「勘忍袋」(途中まで)
大福「地べたの二人 おかず交換」
正二郎「太神楽曲芸」
小痴楽「付き馬」


ナオユキさんはもともと好きなので、出てるとうれしい。
やっぱり飲み屋ネタがおもろい。

三遊亭とむさんの、創作。堂々とおもろかったー。

笑遊さんが「楽屋が若いのばっかり。白髪は自分だけ寂しい。話が合わない」というようなこと言っていて、確かにいつもと割合が異なるのか、と、楽屋に思いを馳せました。
でも、高座でピースサインをするようなお茶目ぶり満載

松鯉さん。豪華が過ぎる。にこやかで、やっぱり、講談の方は声がよく通る。

仲入り後、ぐっと増えた客席。8割の入り。

まだ少しざわつく中での、音助さん。久々。楽しみにしてた。
人物がばっちり描き分けられていて、滑らかで、実に達者。ユーモアも。

遊雀さん、主任の小痴楽さんに触れるとこが優しい、噺はすぐ降りた

大福さん。浪曲。マクラで小痴楽さんと一緒だった学校寄席について、浪曲は創作。めっちゃくちゃおもろい!めっちゃ自由!難しい方の斎藤さん。タルタル唐揚げ。地べたの二人のその年の差。めっちゃおもろいーーーーい!
講談の伯山、浪曲の大福、すごい時代だよ。

正二郎さんの神楽が何気に息抜きで楽しい。

19時50分。出囃子長めで、小痴楽さん。
白に灰が入ったような長着、茶色のパッチワーク柄のような薄手の羽織、
襦袢は黒っぽい色。白とのコントラスト。

この日一番大きな期待の拍手。
で、それに応える、コンプラ無視、小痴楽さん全開のマクラ、なんと気持ちよいことか!
最近、なんとなく、らしいこと言った後に、コンプラや世間を気にしたフォローしてたので、フォローなし、俺のフィールドに来た奴に文句言わせねえ、って感じの本日はとってもよかった。とっても受けていた。
学校寄席のことや、松鯉さんが真打挨拶してくれた時のことなど。
で、「長めの噺っつっても俺は縮めてできないんで長くなるだけで、圓朝のなんちゃらをやるとかじゃないんで」「浅草を散歩している感じで」と「付き馬」。
「付き馬」って、私は、馬の方の気持ちになっちゃうので、どうもダラダラとしてくるんですが、今回は、それが少なかった!
大福さんのネタの「タルタル唐揚げ」が出て来たり、しわくちゃの5円札を「狸だったら痛がってるよ」と言ったり。楽しい部分が散りばめられていた。
馬が怒る様とか、主人公が調子乗ってる様子とか、江戸っ子の早桶屋の口調とか、まあ、ほんと、よく似合う! 
マクラ長めだったこともあるけど、終了20時40分。約50分のたっぷり。
主任にふさわしい、すてきな高座でした。

久々に寄席に一緒に行った旦那Tにも、
「小痴楽、上手くなったな。まあ真打だしな」
と、合格いただきました。
偉そうに言ってますが、Tは小痴楽さんのマクラで結構笑ってたけどな。


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