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2022年07月25日10:19

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フェリーで夜移動「怖かった」「島外に避難は初めて」 桜島で噴火

フェリーで夜移動「怖かった」「島外に避難は初めて」 桜島で噴火
7/25(月) 10:01 西日本新聞 配信より

https://news.yahoo.co.jp/articles/99edbf7766b67e323132c8d00bc32b73541e6078

西日本新聞
爆発的噴火が発生した桜島から鹿児島市中心部のフェリーターミナルに到着した人たち=24日午後10時19分

 24日午後8時5分ごろ、鹿児島市の桜島で爆発的噴火が発生した。気象庁によると、噴石が火口から約2・5キロまで達した。同庁は噴火警報を発表、噴火警戒レベルを3(入山規制)から、最も高い5(避難)に引き上げ、南岳山頂火口と昭和火口から約3キロ以内の地域に対し、噴石などに厳重な警戒を呼びかけている。

【写真】噴火した桜島

 鹿児島市によると、桜島で警戒レベルが5となるのは初めて。午後9時半現在、人的被害は確認されていないという。(森亮輔)

          ◆

 気象庁によると、桜島で大きな噴石が2�舛鯆兇┐独�散したのは、2020年6月4日以来となる。全国の火山で、噴火警戒レベル5が適用されるのは、15年の口永良部島の噴火以来、2例目となる。

 鹿児島市は市内の一部に避難指示を出した。鹿児島県の桜島が噴火した24日、住民らは避難活動に追われ、緊迫の一夜となった。噴火時、鹿児島市桜島支所にいた男性職員によると、音は聞こえなかったが「空振で窓ガラスが揺れた」。地元のホテル関係者は「避難活動中だ」と電話で語った。

 桜島の勤務先のホテルからフェリーで戻った青山真実さん(59)=同市=は「初めての経験で怖かった」。噴火の音は聞こえず施設の被害もなかったが、「経営者に『とにかく帰りなさい』と言われて急いで船に乗った。明日以降のことは分からない」と話した。フェリー乗り場は電話が鳴りっぱなしだったという。

 桜島在住の上山桃代さん(81)は、市街地側に住む娘に「心配だから」と避難を促され、風呂上がりだったが身支度してフェリーに乗った。「生まれた時から桜島に住んでいるが、島外に避難したのは初めて」

 市役所には夜から職員らが続々と出勤し、関係各所からの電話が鳴る中、災害対策本部を設置。午後10時過ぎから対策本部会議を開き、状況を確認した。下鶴隆央市長は会議後、報道陣に「避難指示が出た区域の住民は落ち着いて避難してほしい」と述べ、他の地域には冷静に日常生活を送るよう呼びかけた。

 岸田文雄首相は24日、桜島噴火を受け、早急な被害状況の把握のほか、登山者や住民の避難といった被害防止措置の徹底、適時的確な情報提供を行うよう指示した。

 磯崎官房副長官は会見で、桜島噴火を巡り、関係省庁の局長級による緊急参集チームを首相官邸に集め被害状況の把握に努めているとした上で「人命を第一に最大限の対応を行っている」と語った。

 気象庁によると、桜島では18日から山体の膨張を示すわずかな地殻変動が観測されていた。南岳山頂火口では、23日から24日午後3時までに、噴火が4回発生し、噴煙が最高1200�辰泙脳紊�っていた。

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最終更新:7/25(月) 10:01 西日本新聞

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