今月の8日に始まった夏の甲子園の栃木県大会は、
今日、準決勝の2試合がありました。
とちぎテレビで実況中継がありましたので、2試合とも観戦していました。
第一試合が作新学院と国学院栃木高校の対戦でした。
作新学院は、これまで10年連続甲子園に行っています。
2016年には、現在西武ライオンズの今井達也投手を擁して全国優勝しています。
作新学院の11連覇があるのかが、今年の県大会の最大の注目点だったと思います。
試合は、国学院栃木が押し気味に進め、
8回裏が終わった時点で、国学院栃木は3点リードしていました。
勝負は決まったかと思っていたら、
最終回に作新学院が底力を発揮し、一挙5点を挙げて試合をひっくり返しました。
これで、やはり作新学院で決まりかと思いました。
ところが、国学院栃木は強烈な粘りを見せて、
2点を挙げて5対5で延長戦に入りました。
延長に入ると、どうしても後攻が有利になります。
10回の裏、国学院栃木にサヨナラホームランが出て決まりました。
作新学院の選手は、11連覇のプレッシャーがあったのかも知れません。
好投手を揃えて、一番安定感があると思っていましたが。
作新学院の関係者は残念だとは思いますが、
栃木県の高校野球にとっては、良い事のようにも感じました。
第2試合は、佐野日大対宇都宮南との対戦になりました。
宇都宮南は、公立の普通科高です。
2005年に甲子園に出場していますが、この時が5回目です。
栃木県では、これ以降公立高校が甲子園に出場していません。
佐野日大も2010年、作新の10連覇が始まる前に甲子園に行っていますが、
これを含めて6回甲子園に行っています。
試合は1回表佐野日大の先頭打者の3塁打から始まりました。
佐野日大が初回に2点、3回に1点入れてリードしましたが、
宇都宮南はその裏2点を返し、
5回に佐野日大が2点を加えるとその裏に4点入れて逆転し、
更に、6回には6点を加え、結局12対5の7回コールドで宇都宮南が勝ちました。
明日、決勝があります。
国学院栃木が決勝に出るのは2017年以来ですし、
宇都宮南が出るのは2008年以来になります。
どのような試合になるでしょうか?
僕は、久し振りに公立高校が甲子園に行った方が良いかと思いますが。
【今日の一句】
まだ続く 女々しい奴の 繰り言が
女々しいは、使いずらくなりましたが。
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