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2022年07月18日12:15

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「モグラ漫遊記」第二十五部〜池袋「全国物産展」編〜

投稿日:2013年12月 1日(日)16時57分43秒

第五話「谷中にて(その2)」

承前

墓地の中ではあるのですが、そこには車が通る広い道路が延びています。
その道路を観光客と葬式か法事をやっている人たちが混ざり合って歩いていました。

途中、川上音二郎の像・・・、が乗っていた台座を発見。
川上音二郎といえばオッペケぺーですよね。よくは知りませんが(笑)。

更に進むと、谷中霊園に葬られている有名人の名前を彫った石碑がありました。
モグラが知っている人をメモしてきたので披露しますと、

長谷川一夫、獅子文六、鳩山一郎、本居長世、澁澤榮一等の名前が。
変わった所では、高橋お傳などもありました。
判らない人はGoogle先生に訊いてみて下さい(笑)。

さて、いい加減にここを出たいので派出所の隣にあった地図を頼りに横道に入ります。
そこも狭い通りなのですが、タクシーが結構走り抜けていました。

そして、歩くこと数分。ついにモグラは目指す谷中銀座らしき通りに出たのでした。

うわ、左右の歩道には観光客がいっぱい歩いています。

たぶん左手が求める商店街のど真ん中なのですが、いつもの習性で駅までの道を確認しておかないと気が済みません。
日暮里の駅が確認できるまで右方向に進行し、そこで方向転換しました。

よしよし、ここからは本格的なおのぼりさんというか観光客モードです。

駅前の左右に歩道のある道を進んでいくと、ある地点から急に狭くなっていました。
ここいら辺りからが本格的な「谷中銀座」なのでしょう。

そしてそれにつれて、当然ながら道は人で埋まってきました。

人を避けながら左右の店をキョロキョロと見つつ歩きます。

所々に大きな人だかりがあるのは、やはり食べ物屋さんのようです。
総菜屋さんとかお肉屋さんのコロッケとかを、みんな並んで買っていました。

こういう場所でコロッケやメンチカツを買って食べるのはモグラの夢の一つなのですが、当然ながら並ぶ根性はありません。
黙って匂いを嗅いで通り過ぎます。

そもそもモグラは人混みが嫌いなので、早く脱出したいという思いを抑えて歩いているのです。
ああ、何という自己矛盾(爆)。

でも楽しいことは楽しいんですねえ(笑)。

そのうちにどうやら「谷中銀座」は終わり、今度は左右に延びる通りにぶつかりました。

え〜と、どうやら「よみせ通り」のようですね。
左の方へ千駄木駅、右の方へ西日暮里駅の案内があります。

とりあえず右方面に歩き出すと、後ろの方で「鳥取県から太鼓の何ちゃらに来て頂きました」と放送があり、直後に太鼓の音が聞こえます。

隣県のことゆえ少し気になりましたが、Uターンするのも何なのでそのまま歩き続けることにしました。

この日は何かイベントがあったのか、道の両側に出店がずらりと並んでいます。
それともいつもこうなんでしょうか?

人出は多く歩き難い上に、その中を結構自転車が走り抜けます。
のんびり観光もしていられません(苦笑)。

それでも、有名人の写真を飾った店とか美味そうな匂いのする店とかを横目で見ながら通り抜け、モグラはいつしか普通の都会の通りに出ていました。

時計を見ると14:20。

予定では14:30に日暮里駅に戻るつもりでしたが、途中で目標を西日暮里駅に変更しています。

よく判ってはいませんが、モグラはそれらしい方向に向けて歩き出したのでした。

続く
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